徘徊認知症高齢者等SOSネットワーク事業について
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気で、記憶障害や判断力の低下等が見られます。
認知症によって引き起こされる行動の一つとして、場所や時間の見当がつかなくなり、自宅に戻れなくなる「徘徊」があります。
こうした徘徊高齢者等が行方不明になった場合に、ネットワーク機関が情報を共有し、早期に発見して安全に保護するため、「徘徊認知症高齢者等SOSネットワーク」があります。
徘徊の恐れのある高齢者等の名前、特徴や写真などの情報をご家族の同意を得て、事前登録することで、行方不明時などに関係機関への情報発信が速やかに行われ、早期発見へとつながります。
●登録時:警察と情報共有を行います。
●行方不明時:捜索を行う場合は、協力機関に登録情報を提供します。
利用方法について
(1)事前登録
徘徊の恐れのある高齢者等の情報を事前に登録してください。登録に必要な様式は、下記からダウンロードしていただくか、または役場高齢者支援課の窓口でお渡ししています。
【登録に必要なもの】
・事前登録申請書(様式第1号)
・事前登録情報記入票
・本人の特徴がよくわかる写真(最新のもの)
・その他(本人に関する資料等)
(2)行方不明時
まず警察へ届出を行ってください。注:徘徊認知症高齢者等SOSネットワークに登録していることを伝えてください。
(3)協力依頼
警察や家族から徘徊発生の連絡を得た高齢者支援課から、必要に応じてSOSネットワーク協力機関に情報を発信し、協力を依頼します。
(4)発見・保護
行方不明者を発見した場合、すみやかに警察や高齢者支援課へご連絡ください。
このページに関するお問い合わせ
熊野町地域包括支援センター(熊野町おとしより相談センター)
TEL/082-820-5615 FAX/082-855-0155