このページの本文へ移動

令和5年度 第4回熊野町防災・減災まちづくり会議

 令和5年9月24日(日)に『令和5年度 第4回 熊野町防災・減災まちづくり会議』を熊野町民会館集会室で開催しました。
 平成30年度から始まったこの会議は、町全体が協働する災害に強いまちづくりの実現を目指しています。
 今年度は『みんなで考えよう熊野町の防災』をメインテーマとして、来年度実施予定の総合防災訓練に向けて、町民同士の助け合い・行政と町民の協働・町民と地域の連携等についての講演、ワークショップ、訓練を開催しています。

1     2 

 第4回のテーマは『考えてみよう!私たちの防災訓練』で、防災訓練の体験と、参加者の皆さんがやってみたい防災訓練を考えるワークショップ(WS)を行いました。参加者は24名でした。

 防災訓練の体験では、「毛布で担架訓練」を実施し、毛布1枚と丈夫な物干し竿2本でできる簡易担架の作り方を見学・体験しました。その後は、災害時にケガ人や要救護者を搬送する場合を想定し、折りたたみ担架、緊急用簡易担架での搬送、毛布のみでの搬送や車椅子を使用した搬送などを体験しました。実際に身体を動かしながら体験する訓練に対して、参加者の皆さんは楽しんで取り組まれておりました。

3    4

 

5   6

 

7   8

 WSでは、来年度(令和6年度)に実施予定の熊野町総合防災訓練で、参加者の皆さんが「やってみたい!」と思う訓練案について、訓練計画につながるような具体的な話し合い・深掘りをしました。訓練案は、前回の防災・減災まちづくり会議のWSで参加者が考えたアイディアの中から選ばれた、以下の内容です。

 

1.玄関前までの避難訓練

2.連絡網を利用した伝言ゲーム

3.段ボールを使った便利グッズ作成

4.支援者による要支援者の避難訓練

5.ブルーシートテント張り訓練

 

 訓練案毎に、「どんな会場が必要か」「どんな備品が必要か」「どんな役割の人が必要か」を意見交換し、多様なアイディアが活発に出されました。

9    10


 どの班も、熊野町民が参加してみたくなるような訓練計画案を考えておられ、盛り上がっておりました。参加者からは、「いろんな視点の意見が出たことで、一つのテーマにどんどん興味が沸いた。」「いろんな地域の方と話を交わせることの大事さが感じられた。」と感想をいただきました。

 

11

 

 

 次回は、10月22日(日) 午後1:30から熊野町役場3階会議室で開催予定です。広島テレビの天気予報を担当されている防災士の塚原さんにお越しいただき、「“いのちを守るために”知っておきたいこと」というテーマで講演頂きます。WSでは国土交通省の防災カードゲーム「このつぎなにがおきるかな?」を題材にした意見交換会を行います。是非ご参加ください。

 

 会議参加申込など詳しくは、熊野町役場防災安全課(電話:082-820-5631 FAX:082-854-8009/E-mail:kiki@town.kumano.hiroshima.jp)までお問合せ下さい。

このページに関するお問い合わせ

熊野町住民生活部 防災安全課

TEL/082-820-5631   FAX/082-854-8009

お問い合わせフォーム