イノシシに遭遇した時の注意点
町内の住宅地でイノシシの目撃情報などが増えています。
従来、イノシシは警戒心が強く、臆病でおとなしい動物であると言われているため、出会ったとしても逃げていくことがほとんどです。
ただし、ウリ坊(子ども)を連れていたり、退路が無い場合などは、向かってくる場合があるので注意してください。
事故を防ぐため、イノシシと出会ってしまったら、次のような行動をとってください。
■イノシシに遭遇したら
1 ゆっくりと後退し、静かにその場を離れる
急に走り出したり、後ろを向いたりすると驚いて襲われる可能性がありますのでやめましょう。
目をそらさないように、ゆっくりとあとずさりして安全な場所まで離れましょう。
2 刺激を与えず、何もしないで、放っておく
大声をだしたり、ものを投げたりすると、興奮して襲ってくる可能性があるのでやめましょう。
3 近くで出会ってしまったら、イノシシにとっての退路を明け渡す
⇒ イノシシにとって、人がいる方向にしか逃げ道が無い場合は、イノシシが向かってくることがあります。
イノシシに逃げ道を明け渡しながら、安全な場所へ避難してください。
住宅地内へ逃げ込んでしまった場合は、すぐに警察へ110番通報してください。
■イノシシに出会わないようにするために
1 人の存在を知らせる
明け方の薄暗いときに遭遇することがほとんどです。懐中電灯や鈴などの音で人間の存在を知らせ、近づけないような工夫をしましょう。
2 エサ場とひそみ場をなくしましょう
生ごみの放置や放任果樹は、イノシシにとって恰好のエサ場となっています。また、エサ場に近い耕作放棄地等へひそんでいる場合が多いといわれています。
地域で適正な処分や管理をお願いします。