令和3年度 第6次熊野町総合計画の取組状況を公表します
本町では、目指すべき将来像を「ひと まち 育む 筆の都 熊野 ~なんかいい ちょうどいい そう想えるまちを目指して~」として、令和3年度からの10年間を計画期間とする「第6次熊野町総合計画」を策定し、令和3年度からの5年間を計画期間とする「第2期熊野町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を、総合計画における基本計画の重点戦略と位置付け、一体的に策定・推進することとしています。
この新たな計画のスタートにあわせ、施策ごとの取組状況等を評価することとし、これにより、将来像の実現に向けた職員意識の醸成を図るとともに、客観的な指標に基づく施策評価を効果的な事業実施や資源の有効活用につなげ、こうしたPDCA サイクルの確立によって住民サービスの向上に取り組みます。
また、取組状況等の報告結果を公表することにより、「共生によるまちづくり」を推進し、透明性の高い行政運営を目指します。
目的
目指す姿の実現に向けた意識統一
総合計画等と事業の関連付けにより、「なんかいいことが多いまち」「私たちの暮らしにちょうどいいまち」の実現に向けた職員意識のさらなる醸成を図ります。
PDCAサイクルに基づく総合計画の進行管理
本町が実施する施策や事業の成果を客観的な指標などを用いて評価し、事業内容の見直し・改善を効果的な事業の実施につなげるためのPDCAサイクルを確立します。
評価等を踏まえた資源の有効活用
適切な事業管理や自己評価に基づく資源配分の適正・効率化を図り、総合計画等に基づく事業の拡充等、真に必要な事業への資源配分により住民サービスを向上させます。
住民への説明責任
取組状況等の結果を公表し、「共生によるまちづくり」に資する説明責任を充実させることにより、透明性の高い行政運営を目指します。
取組状況等報告の結果
総合計画に掲げる6つの基本目標、35の基本施策を評価の対象とし、それぞれ「基本目標達成状況報告書」「基本施策取組状況報告書」としてとりまとめました。
6つの基本目標の達成状況
重点目標達成指標(KGI)の14指標のうち3指標(21.4%)がプラス(進捗あり)となっています。
基本目標の評価では、基本目標3がA区分(概ね順調に進捗している)、その他の5つの基本目標はB区分(一定の進捗がある)となっています。
35の基本施策の進捗状況
まちづくり指標(KPI)は、70指標のうち36指標(51.4%)がプラス(進捗あり)となっています。
基本施策の評価では、全35施策のうち33施策がA、B区分となっています。
A区分(概ね順調に進捗している):7施策
B区分(一定の進捗がある):26施策
C区分(進捗に遅れがある):2施策
D区分(進捗に大幅な遅れがある):0施策
基本目標別取組状況等報告書
上記の報告書のうち、基本目標別の取組状況等を次のとおり掲載します。
基本目標 | 基本施策 | 報告書 |
---|---|---|
1 誰もが元気で健やかに暮らせるまち |
1 地域福祉の推進 2 子育て支援の推進 3 高齢者福祉の推進 4 障害者福祉の推進 5 健康づくりと地域医療体制の充実 6 社会保障の安定 |
基本目標1 |
2 学ぶ力と豊かな心を育むまち |
1 学校教育の推進 2 生涯学習の振興 3 文化・芸術の振興 4 スポーツの振興 5 人権が尊重された社会づくり 6 青少年健全育成 7 地域間交流・多文化共生・国際理解の推進 |
基本目標2 |
3 活力と魅力に満ちた元気なまち |
1 移住・定住の推進 2 商工業の振興 3 観光の振興 4 雇用の促進 5 熊野筆ブランドの充実 |
基本目標3 |
4 安心・安全で快適に暮らせるまち |
1 防災・減災対策の強化 2 砂防・治山・治水の推進 3 消防・救急体制の充実 4 道路交通網の整備・充実 5 生活インフラの整備 6 防犯・交通安全対策の推進 7 消費者の保護と意識啓発 |
基本目標4 |
5 人と自然が調和する美しいまち |
1 土地利用と都市計画の推進 2 公園・緑地の整備・保全 3 自然環境の保全 4 循環型社会の形成 5 美しい景観の形成 6 農地の維持 |
基本目標5 |
6 自立と協働 みんなで創る持続可能なまち |
1 町民参画の推進 2 効率的・効果的な行財政運営の推進 3 スマート自治体への体制整備 4 広域連携の推進 |
基本目標6 |