令和2年度 鳥獣被害対策 ~萩原モデルほ場での取り組み~
○令和2年度 ふぁーむ我花咲(わかさ)の取り組み
黒豆いりかき揚げの具材として、黒豆を提供しました
鳥獣被害防止対策に取り組む「ふぁーむ我花咲(わかさ)」(代表 庄賀 深雪さん)が、広島県、熊野町、安芸農業協同組合が共同で設置した有害鳥獣被害対策モデルほ場で栽培した熊野町特産の黒大豆を学校給食に提供されました。
令和3年1月、黒大豆7キロが町内の4つの小学校へ提供され、1月19日には、児童が考案した「黒豆入りかき揚げ」の具材の一部として学校給食の副食として提供されました。
新型コロナウイルス感染症予防のため、児童から直接、声を聴くことは出来ませんでしたが、先生方に伺うと、「黒豆サイコー」、「黒豆おいしいね!大好き!」といった声があがったようでした。
また、同日の昼食時には、イノシシ被害の実情と、その対策を行いつつ、熊野町の特産品である黒大豆を栽培し、児童への提供のみならず地産地消に努める活動を続ける「ふぁーむ我花咲」の取り組みを紹介する動画が放映されました。
次年度は、さらに多くの黒大豆やその他の野菜を栽培するため、広島県から防除柵の提供を受け、2.5aのモデルほ場を4.5a近くまで拡大する予定にしています。
同グループは、「熊野町の鳥獣被害対策の一案として、私たちの取り組みに関心をもっていただき、少しでも耕作放棄地拡大防止のきっかけになることを期待してます。誰かがこの黒大豆を喜んで食してくれる!それが、わが町を担う子どもたちであるなら、こんなに嬉しいことはありません。それが、生産意欲なんですよ。今年も、大豊作になりますように。」と話しておられました。
【児童からふぁーむ我花咲さんへお礼の手紙】 |
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