【教育長のページ】熊野第一小コミュニティスクール ~大人も子供も楽しく活動!~
11月第1週は「学校へ行こう週間」として町内小中学校でも地域に学校を開き、様々な取組が行われています。
11月4日に熊野第一小学校でCS(コミュニティスクール)説明会が開催されるということで出席してきました。熊野第一小学校では、これまでも地域の方にゲストティーチャーとして子供たちの学習に関わってもらうなど、CSの取組を進めてきました。しかしこれまでの課題として、各活動の横のつながりを作っていくこと、無理のない持続性のある活動にしていくこと、学校主導から地域主導へ変えていくこと、大人同士が地域や子供たちのことについて話す場を作っていくこと、などがあり、それを改善していくために、学校運営協議会とは別にCS本部会を立ち上げ様々な取組の調整や企画等を行うということです。
今回は熊野第一小学校にこれまで様々な面で関わってきていただいた地域の方々に対してCS本部からCSの意義や役割等について説明がありました。私からもこれまでのご協力に対するお礼と今後の取組等についてお願いをしました。今回感じたことはまずは、熊一小校区の地域の教育力の高さとCS本部の方の熱量の高さです。
さらに、子供たちのCS委員会の取組にも感心しました。4日の子供たちの説明は、次の予定があり聞くことができなかったのですが、学校開放日にCS委員会の子供たちが3日間大人向けのイベントを開くということで参加しました。1日目は子供たちが普段タブレット端末を活用して算数の四則計算等に取り組んでいるがん熊検定。2分間で九九や最大公約数の問題が何問解けるか挑戦です。これが意外と難しい。3日目にも参加。体育館でグループに分かれてタンブリン等を活用してリズム打ち練習です。最後は全グループで合奏。うまくできました。イベントの終わりにはみんなで校歌斉唱。そして委員長の閉会の挨拶が最高でした。大人への出席のお礼とこれからもこのような取組を行っていきたいと話をされました。
今後の熊一小のCSのさらなる推進を確信しました。
熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資



