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【教育長のページ】熊野町の筆まつりを盛り上げたい!~中学生の取組から~

 

 秋分の日、恒例の筆まつりが開催されました。生憎の小雨模様でしたがほぼ予定通りの開催となりました。まずは厳かな雰囲気の中、榊山神社境内の筆塚前において祭典、筆供養式典が行われました。たくさんのご来賓が参列されるなか、筆の焼納では熊野高等学校、熊野東中学校、熊野第四小学校から各1名が町内児童生徒代表として参加しました。

 その後は榊山神社、熊野中学校の体育館、武道場等で様々なイベント等が行われました。そうした中、この筆まつりを盛り上げようと熊野東中学校、熊野中学校の生徒が大活躍!

 まずは、熊野東中学校3年生が総合的な学習の時間で「ふるさと熊野町へどんな貢献ができるか。」をテーマに話し合う中で、「筆まつりを盛り上げたい!」という思いからいろいろなアイデアを出してくれました。「どうすれば筆まつりをさらに続けることができるのか。」「中学生として何ができるのか。」今回は小さな子供が楽しめるブースを開いたり、会場の清掃や宣伝をしたりと主体的に取り組んでくれました。小さな子供たちが楽しめるブースでは、輪投げ、射的、スーパーボールすくい等が開かれました。これが小さな子供たちに大人気!始まる前から列ができたほど。生徒たちが小さな子供たちへかける言葉が優しい!紙で作った魚などを竿で釣り上げるブースでは、「大物を狙うなら針金でひっかけてね。小物でいいなら磁石がくっつくよ。」子供「大物がいい。」「だったらこの竿でやって。ちょっと難しいよ。」なかなかうまくいかない子に「針の近くを持ってもいいよ。」見事釣り上げると「よっしゃー」と大歓声。その他にも会場の清掃をするチーム、当日の案内アナウンス・宣伝チーム、来場者へのアンケートチームなど熊野東中3年生のやる気に満ちた姿を見ることができました。来場者アンケートについては集計・分析を行い、筆まつり実行委員会に提言をするということ。これからが楽しみです。

 筆まつりの最後は町内を引き回った彼岸船が榊山神社に上がってきて境内でお披露目をします。今年は小雨のため例年行われている筆踊りは残念ながら中止となりました。熊野中学校からも彼岸船が参加しました。野球部と女子バスケ部を中心に彼岸船を引いてくれて筆まつりを盛り上げてくれました。汗と雨でびっしょりとなりながら充実した顔。こちらも良い姿を見ることができました。最後には彼岸船の上から集まった人たちに餅をまきます。彼岸船の上は結構高くて雨もあって足元がすべりましたが私も依頼を受け、彼岸船の上から餅まき担当。盛り上げ役の一部を担わせていただきました。

 

                                                                                                   熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資

 

            

 

   

            

 

 

                 

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