令和7年秋の全国火災予防運動が実施されます
目的
この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的としています。
住宅火災の件数及び死者数は、全国的に減少傾向が続いていましたが、令和3年以降は再び増加傾向にあります。また、死者数の7割を65歳以上の高齢者が占めており、高齢者の人命安全確保は喫緊の課題となっています。
加えて、近年の大規模地震では電気に起因する火災が多く発生しています。
過去の火災での教訓や大規模地震の発生リスクを踏まえ、下記のポイントを参考に、日頃から火の取扱いには十分注意し、家庭や職場、地域等で一人ひとりが火災予防を実践しましょう。
実施期間
令和7年11月9日(日曜日)から15日(土曜日)までの7日間
2025年度全国統一防火標語
『急ぐ日も 足止め火を止め 準備よし』
住宅防火 いのちを守る 10のポイント
4つの習慣
1. 寝たばこは絶対にしない、させない。
2. ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
3. こんろを使うときは火のそばを離れない。
4. コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
6つの対策
1. 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
2. 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
3. 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する。
4. 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
5. お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
6. 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
   
   