消費者トラブル注意情報~令和7年8月版~
県内の消費生活相談窓口において、最近相談が増加している商品・サービスをご紹介します。
あなたや身近な方が消費者被害やトラブルに遭わないよう、ご注意ください!
商品・サービス | 相談内容の例 | 助言 |
電気空調・冷房機器 (インターネット通販に関するトラブルなど)
|
有名メーカーのサーキュレーターが格安で販売されているサイトを見つけ、注文した。翌日、ニュース番組を 見ていたら、偽物が届く事例が紹介されていた。不安になり、キャンセルしたいが、業者の電話番号がわからない。 |
大手メーカー製や大学との共同開発を騙り、粗悪品を送るニセ広告が確認されています。 購入してしまった場合、業者の連絡先が不明であれば、注文確定メールに返信するかたちでキャンセルの連絡をしてください。 商品が届いた場合、代引き配達であれば、販売業者と連絡が取れない旨を配送業者に伝えた上で商品を受け取らず、送付伝票等に記載されている業者にキャンセルの連絡をしてください。クレジットカードの場合、商品を確認した上で、返金や今後の不正利用防止 を兼ねてカード会社に相談してください。
こうしたニセ広告を出稿する販売サイトの多くは海外事業者のようですが、販売サイトが海外の場合、返品、返金は大変困難になります。会社名や住所などの連絡先が明記されていないものや日本語 表記がおかしいサイト、類似商品と比較して価格が安すぎるものや 安価なのに著しく高性能を謳う商品を販売しているサイトは詐欺サイ トの可能性があるため、利用しないようにしましょう。また、注文前には通販サイトで表示が義務付けられている「特定商取引法に基づく表記」のページを必ず確認するようにしましょう。 |
ぬいぐるみ (インターネット通販に関するトラブルなど)
|
SNSの動画広告を見て、 本物の犬のように動くAI ロ ボットを注文した。しかし、広告とは全く違う粗悪な犬の おもちゃが届いた。返品し返金してほしい。 |
|
医療サービス (不審な電話など)
|
「あなたの保険証が不正に利用され、他県の病院で大量の睡眠薬が処方されている。放っておくと保険証やマイナンバーカードが使えな くなる。」と国の機関を名乗って電話がかかってきた。
|
官公庁を名乗って信用させ、不安をあおり、個人情報や金銭をだまし取る詐欺の可能性があります。国や地方自治体の職員が、 電話や自動音声ガイダンス、ショートメッセージなどを使って、このような問合せをすることはありません。万が一電話に出てしまった場合は、個人情報等を伝えず速やかに電話を切るようにしてください。 |
困ったらまずは相談しましょう
〇熊野町消費生活相談窓口
開設日 月曜日から金曜日(年末年始、祝日は除く。月曜日・水曜日のみ相談員がいます。)
開設時間 午前10時から正午 午後1時から午後4時
電話番号 082-820-5636
〇消費者ホットライン 電話番号 188(いやや)
消費生活に関するトラブルに遭い、どこに相談してよいかわからないときは、このホットラインに電話すると、最寄りの消費生活センターなどにつながります。
最寄りの相談窓口が休みの場合には、国民生活センター(東京都)につながり、相談を受け付けるなど、年末年始を除いて原則毎日ご利用いただけます。
関連情報