【教育長のページ】熊野東中学校運営協議会へ参加しました~学校と地域が密着すること~
先日熊野東中学校で開催された学校運営協議会へ参加しました。
熊野東中学校では、昨年度学校運営協議会委員が中心となって生徒が自分に自信をもち、可能性をひろげることにつながるよう3回の講演会を行いました。熊野町出身の先輩でマラソンのオリンピック選手尾方剛さんや自転車ロードレースチームヴィクトワール広島の監督、選手、元Jリーガーなどいろいろな立場でスポーツに関わる方々の講話を聞き、生徒からの質問等に答えていただく取組でした。生徒が意欲的に質問する姿が印象的であったということです。
まずは学校運営協議会委員と学校管理職、担当教員による協議。次に今年度の学校運営方針について学校からの説明を受けて協議。今年度の重点目標の生徒の表現力の向上について説明があり、委員から「生徒が自分を表現できるためには、学校が生徒の安心できる環境であることが必要。」との意見が出されました。学校もそのことを十分に意識して取り組むということでした。
その後全教職員と学校運営協議会委員との顔合わせとグループに分かれての協議。学校の教職員と学校運営協議会委員の意見交流は大変意義のあることだと思います。学校と地域が生徒のために同じ方向を向いて取り組んでいくことがコミュニティ・スクールが機能するための基盤であると思っています。
協議では、現在の生徒の状況等の共有や目指す生徒像、取り組んでいきたいことなど意見交流が行われていました。
私からは学校と学校運営協議会が協議していくことの意義、コミュニティ・スクールの取組のあり方などについて話をしました。最後は学校運営協議会土屋会長から子供たちを育てるために学校と地域が密着すること、連携ではなく密着することが重要であるという話がありました。学校と地域の密着した取組がさらに推進されることを期待します。
熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資