このページの本文へ移動

【教育長のページ】熊野第三小学校訪問~「できた!!」があふれる学校づくり~

  熊野第三小学校を訪問しました。まずは今年呉市から異動された先生、今年採用された先生、今年中学校から来られた先生の順で授業を参観。2年生の算数科の授業では筆算の計算の仕方についてみんなで考えていました。子供の良いところをほめる声かけが印象的でした。3年生の算数科の授業は時刻の学習。「ディオまで歩いて30分かかります。9時50分に出発したら何時にディオに着きますか。」子供たちの身近な生活と関わる問題や悩んだ時のヒントカードの活用など子供たちのやる気を引き出す工夫がされていました。4年生の社会科の授業では広島県の土地利用について考える学習でした。子供たちはタブレットを活用して調べ学習を行うなど意欲的に取り組んでいる姿が印象的でした。

その後は和田校長先生と面談。6年目となった今年度は重点目標を昨年度の「やりたい!!があふれる学校」からさらにアップデートして「できた!!があふれる学校」とされたということです。「やりたい」という意欲で終わるのではなく、その意欲を「できた」につなげていく授業等を大切にされようとしています。そのために「学びの達人」を目指して1時間の授業で「わかる(インプット)できる(アウトプット)やりたい(フィードバック)」というラーンユニットを回して本時の目標を達成しようとしています。学習の中で個に応じた選択肢を設定し子供たち自身が選択して取り組むことで、より主体的な学習となります。そうした「できたがあふれる授業づくり」に向けて毎週月曜日の30分間全教員による授業を語る会を設定させるということです。ポジティブな言葉かけで子供たちがどのように変容するのか、「学びの達人」がどんな姿なのか、授業中子供の姿を授業者がデジカメで撮影して、その姿を共有するということです。熊野第三小の授業がさらに充実していくことを確信しました。                                                                                                                                                                                                       熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資

 

 

 

  

このページに関するお問い合わせ

熊野町教育委員会教育部 教育総務課

TEL/082-820-5620   FAX/082-855-1110

お問い合わせフォーム