【教育長のページ】小学校卒業式に出席しました。~6年間の頑張りに拍手!~
3月19日(水曜日)町内の小学校4校で卒業式が開催されました。私は熊野第一小学校卒業式に出席し、教育委員会からの告辞をいたしました。
私は今年の卒業生が2年生の時に一年間だけ熊野第一小学校の校長でした。当時はコロナ禍の真っ最中で、年度当初の2ヶ月は休校となりその後も様々な行事等が中止。毎日マスクをしての生活を強いられていました。そうした中でも当時の2年生の授業を参観する度にやる気が満ちあふれ、学ぼうとする前向きな姿勢に感心していました。「皆さんの賢くなりたい、できるようになりたいという気持ちが授業の中であふれています。その気持ちを忘れずさらに頑張ってほしい。」と子供たちに伝えたことを思い出します。
式が始まり入場してくる卒業生の姿を見るとあの頃からは体も大きく、顔も中学生らしく立派になっていました。ただやる気に満ちた目は変わっていません。
水戸校長先生の式辞では、様々な授業や行事等を通して熊野第一小の重点目標である「学びを進める力」が身に付いたことを話されました。これからも「憧れと思いやり」の気持ちを大切に頑張ってほしいこと、今当たり前と思っていることは当たり前ではなく様々な方の支えがあったからこそで感謝の気持ちをもってほしいこと、などを卒業生に語られました。
卒業生代表からの答辞では、「6年生では6Gift(感謝)、(感動)、(楽しさ・喜び)、(挑戦)、(考える)、(伝統)を学年目標に掲げて今日まで過ごしてきた。様々な行事等を通してこの目標を達成したり、味わったりすることができた。」と語り、先生方、友だち、在校生、そしてお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、地域の方々、自分たちに関わってくれた全ての方に感謝の言葉を伝えました。最後に「四月から、私達は中学校へと進んでいきます。熊野第一小学校の卒業生であることを誇りに思いながら、この学校で学んだことを胸に、自分らしく、新しいことにたくさん挑戦し、夢に突き進んでいきます。まだまだ未熟者の私達をお母さん、お父さん、先生方、地域のみなさん、どうか温かく見守っていてください。」と伝えました。気持ちがしっかりと伝わる立派な答辞でした。
他の3校でも立派な卒業式が開催されたと報告を受けました。4月からは中学生。さらに大きく成長する姿が見られるものと期待しています。卒業生の小学校6年間の頑張りに拍手!
熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資