【教育長のページ】子ども防災・減災講座の開催~自らの命を守るためには~
先日熊野町役場において、令和6年度子ども防災・減災講座を開催しました。町内小学校4校の5・6年生と町内小中学校の先生方が参加して、地震や台風の災害から身を守るための行動のとり方やVR体験を通して防災・減災について学びました。
子どもたちは災害、映像で実際の場面を見たり、シミュレーション映像を見たりしてその怖さを感じたようです。その後はVR等を活用して地震で火事になった時に煙に巻かれないようにするための体験や洪水による浸水時に逃げる体験をしました。どの子の顔を真剣で自らの命、家族の命を守るためにはどう行動すれば良いか考えることができていました。終了後の振り返りでは
「VRで体験したことが実際にあると本当に死んでしまうかもしれないと感じました。」
「どれも怖かったけど地震が一番怖い。ガラスが割れたり津波が来たりするから。」
「今日学んだことがたくさんあった。初めて知ったこともたくさん。それらをこれから生かしていきたい。」
「改めて非常持ち出しリュックを作ってみたいと思った。災害はいつどこであるか分からないからハザードマップなどで避難所を確認しておきたい。」
などがありました。この講座は全3回あります。子どもたちにはさらに防災・減災の意識を高めて、学校での防災・減災教育ではリーダーとして活躍してくれることを期待します。
熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資