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【教育長のページ】 地域との絆を深める~熊二小とんど祭りを通して~

   先日、熊野第二小学校で行われたとんど祭りに参加してきました。前日の金曜日には地域の方と保護者10名くらいが来校されて、とんどを組み立てていただいたようです。それまでの木材や竹の準備等もあり、様々なご協力をいただいたことに感謝します。

   子供たちの考えたとんど祭りのテーマは「辰年 夢に向かっていっきに舞い上がれ!」です。今年は辰年。とんどの火が辰のごとく舞い上がるように、自分たちの夢も天まで届くように、舞い上がってほしいとの願いを込めたようです。子供たちの代表がとんどに点火すると、一気に燃え上がり歓声があがりました。子供たちの夢が天まで届き実現できることを期待します。

   さて、今年は春から取り組んでいる縦割り班で、さつまいもを育てる「絆プロジェクト」のゴールとして、取れたサツマイモを子供たちだけでなく、地域の方々や保護者にも食べていただこうと計画していました。半分に切ったドラム缶の中に新聞紙とアルミ箔で包んだサツマイモを入れ、とんどの火を使って焼くことにしました。このドラム缶も、地域の鉄工所にお願いしてわざわざ作ってもらったようです。

    当日の計画では点火後に子供たちの出し物(太鼓の演奏や校歌合唱など)の後、みんなでサツマイモを食べる予定でした。しかし当日小雨が降り始め予定を早めました。肝心のサツマイモですが、地域の方々からは黒焦げになるのではというご心配もあり、火の中からドラム缶を引き出して中を確認するとまだ焼けてない状況。濡れ新聞を巻いていたこととサツマイモの数が多かったこともあり大丈夫だったようです。その後もう少し時間をかけて完成。美味しい焼き芋ができあがりました。子供たち、地域の方々、保護者の皆さんと美味しくいただきました。

    学校と地域の絆が、さらに深まるとんど祭りとなりました。

                                                                                 熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資

     

            

             

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