11月9日（木曜日）熊野町民会館ふでりんホールで安芸郡中学校音楽会が開催され、熊野町から熊野中学校、熊野東中学校の3年生が出場しました。地元での開催ということで開会行事では祝辞を述べさせてもらいました。

　コロナ禍で4年ぶりの開催とのこと。安芸郡中学校7校の代表が一堂に会しての合唱は聴き応えのあるものでした。どの学校も、先日開催した各校の文化祭での合唱大会で選ばれたクラスの発表です。中学生ともなると音量に迫力があり、しっかりとしたハーモニーを感じることができました。どの生徒の顔からも真剣さとやる気が感じられました。

　熊野町から出場した両中学校の合唱も素晴らしいものでした。広島県教育委員会義務教育指導課の半田光紀主任指導主事からの講評を紹介します。

　熊野中学校：フレーズ、テンポ感がよくそろっている。伴奏のピアノともしっかりとそろっていて素晴らしい。途中の「そっと、そっと・・」のところは見事に曲想をつくっていた。

　熊野東中学校：歌う姿勢や表情が素晴らしく、そのことで声をつくることができる。途中の「せいいっぱい・・」のところはしっかりと自分たちの思いを曲にのせることができている。

　半田主任指導主事による全体講評の中で、「音楽は時間芸術である。出した言葉は戻ることはない。だから言葉を大切にして歌ってほしい。」と言われたことが心に残りました。

　　　　　　　　　　　　　　　　         　　　　　　　　　　　　　　　                         熊野町教育委員会　教育長　平岡　弘資

 

　　　　　　　　　　　　　

         熊野中学校　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　熊野東中学校