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【教育長のページ】幼保小中高連携教育推進協議会~学びの連続性を大切に~

 先日,熊野町第1回幼保小中高連携教育推進協議会が熊野第二小学校で開催されました。町内の幼稚園、保育所、認定こども園の7園所の先生方、小学校4校、中学校2校と熊野高校の先生方が一堂に会して、スタートカリキュラムに基づいた小学校1年生の授業を参観し、その後協議を行い、最後は広島県教育委員会乳幼児教育支援センターの先生方からご指導を受けました。

 1年生の授業では、最初はたくさんの来客に子供たちは緊張していましたが、歌を歌いながら体を動かすことで少しずつ柔らかい表情になってきました。入学前にお世話になった先生を見つけて、手を振る姿も見られました。その後自分の好きなものを友だちに伝える活動では笑顔でお話しすることができていました。中にはお世話になった先生と嬉しそうに好きなものを伝えている子もいました。私のところにもやってきて、名前をいった後、「好きなものは卵のおすしです。」「好きなものはサッカーです。」と教えてくれる子もいました。

 その後協議では、子供たちが主体的に自己を発揮している姿について話し合いました。「大きな声での発表」「自分から友だちと関わろうとする姿」「自己紹介をする時の姿」などは、これまでの園所での先生方との信頼関係や経験から生まれている姿であるという意見がありました。また本年度保育所ひかり学園で1年間の派遣研修を受講している河久先生の発表があり、「日々の子供たちからの優しい声かけが嬉しい。子供たちとの距離感が近く、自然と腰を下ろして目線を合わせて話をしている。大変勉強になっている。」との話がありました。ぜひこの経験を町内の学校へ伝えてほしいと思います。中学校の先生からも「今日の研修での学びは中学校での生徒理解に通じるものがある。」との感想もあり、熊野町で取り組んでいる幼保小中高連携教育の大切さを改めて感じた協議会となりました。

 

 熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資

  授業の様子 協議会の様子

  

 

   

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