熊野中学校を訪問しました。本年度着任された三原校長は7年前に熊野中学校の教頭として活躍しておられました。7年ぶりの熊野中学校。教職員からは「お帰りなさい。」と言われたとのこと。今回は校長としてさらなる活躍を期待しています。

　まずは,本年度初任の先生の授業を参観し,その後面談しました。理科の授業を参観しましたが初任とは思えないほど落ち着いた生徒への対応が見られました。生徒への指示は的確で安定感を感じました。面談では「生徒の様子をしっかりと分析して授業を行っている」とのこと。教員としての伸びしろを感じることができました。

　その後三原校長と面談。年度当初,「教職員と目指す生徒像や学校の課題等をしっかりと協議する場をもった」ということです。まずは実態をしっかりと把握すると共に全教職員で意識統一を図ろうとされています。学校教育目標は引き続き「前向き（Be positive.）」です。生徒が何事にも前向きに取り組み,自信をもつことで自分自身を語ることができるようになることを目指すということです。久しぶりの熊学校学校の生徒の印象を聞くと,全校集会での姿が印象的とのこと。各教室での教員の指導がすぐに生かされ無言移動や体育館での整列の仕方等素晴らしい姿が見られ,自らと向き合うことができているということです。今年の熊野中学校先生方と生徒の頑張りに期待します。

 

　熊野町教育委員会　教育長　平岡　弘資