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【教育長のページ】熊野高校芸術類型卒業作品展に行ってきました。

 令和5年5月からは新型コロナウイルス感染症が感染法上で5類となることが決定され,4月からの学校教育活動においてマスクの着用を求めないことを基本とする旨の通知がありました。3年間続いたコロナ禍もようやく出口が見えてきたようです。
 さて,先日広島県立美術館で開催されている熊野高校芸術類型卒業作品展に行ってきました。もうすぐ卒業する3年生の作品が展示してあります。美術コース9名,書道コース5名の生徒の作品ということでした。
 会場に入るとすぐに,生徒が自分の作品について,作成の意図や工夫したことなどを説明してくれます。みんな自分の考えをしっかりともっており作品に対するこだわりがあります。丁寧な説明に聞き入ってしまいました。美術コースの一人の生徒が「この3年間で自分なりの作風を見つけることができました。」と話してくれました。独特の作品が完成していました。書道コースでは卒業生5名が一つの大筆を使って,順番に一文字ずつ書いた作品があり,「5人で心を繋いで書きました。」と話してくれました。
 卒業生は高校生活3年間がずっとコロナ禍でした。「どんな3年間だった?」と聞くと「コロナ禍においても,自分のやりたいことを見つけて取り組むことができ,楽しい高校生活でした。」ということ。どんな状況でも自分に矢印を向けて,やりたいことに取り組むことが大切であることを改めて教えられました。
 卒業後の進路はそれぞれです。「卒業後も作品作成に取り組むの?」と聞くと自衛隊に入隊する生徒が「一生作品を創っていきます。」と答えてくれました。3月14日が卒業式とのこと。卒業生の皆さんの未来が幸多からんことを祈っています。
 

 

                                                                         熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資

 

  

 

   

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