12月18日（日曜日）熊野西防災交流センターで行われた多世代交流餅つき大会に参加しました。地域の有志の方々には餅米やおしるこの準備をお願いしたり,お餅のつき手として力を奮っていただいたりと御協力いただきました。当日は朝から雪が降る寒い日となりましたが,50名を超える子供たちが集まってくれました。最初は手慣れたお年寄りの方々が臼の中で餅米をこね,杵でつきます。ある程度粘りが出たところで子供たちの出番です。順番に杵を持って,餅をつきますがなかなかうまくいきません。そうするとお年寄りの方々が声をかけます。「大丈夫,大丈夫」「はい,力を入れて！よいしょ！よいしょ！」最初は不安そうな子供たちの顔もだんだんと楽しそうな顔に変わってきます。

   子供たちが体験を通して成長していくこと。困ったときに助けてくれたり,励ましてくれたりする大人がいること。地域の宝である子供たちを地域総かがりで育てていくことの大切さを改めて感じました。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　熊野町教育委員会　教育長　平岡　弘資