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【教育長のページ】くまどくフォーラムの開催~読書文化を拡げよう~

 11月5日(土曜日)にくまどくフォーラムを開催しました。「くまどく」とは読書活動を推進し,子供たちに読書習慣を身に付けてもらおうという事業です。昨年度に引き続き小学生,中学生,熊野高校の生徒,そして一般の大人の方にもご参加いただきミニビブリオバトルを行いました。

 開会の冒頭には岩手県花巻市出身で宮沢賢治とご縁のある吉田路子さんによる「雨ニモマケズ」の読み語りがありました。独特の口調で宮沢賢治の世界にどっぷりと浸かりました。

 その後は,小学生の部,中・高生の部,一般の部ごとに出場されたみなさんがそれぞれ自分の好きな本,みんなに読んで欲しい本の紹介バトルを行います。それを聞いた会場にいる全ての人が読んでみたい本を選びます。それぞれの部で一番多く選ばれた本をチャンプ本とします。

 バトルでは出場された皆さんの思いがしっかりと伝わり,それらを聞くだけで本の世界に引き込まれました。読書習慣が培った力なのでしょうか。どの発表も素晴らしいものばかりでした。時間があっという間に過ぎてしまいました。

 どの部においても甲乙付けがたいものばかりでしたが,チャンプ本についてご紹介します。

【小学生の部】熊野第二小学校 友田 匠君 「ジュニア空想科学読本」

 ドラえもんのタケコプターはほんとに飛ぶことができるの?こんな疑問を科学的に証明していく。普段疑問に思うことを解き明かしていく。そんな面白さを紹介してくれました。「ありえないことが好き」という友田君の気持ちが伝わってきました。

【中・高生の部】熊野中学校 森島 愛さん 

「むかしむかしあるところにやっぱり死体がありました。」

 日本昔話はだいたいどの話もハッピーエンドですよね。でもこの本はその昔話を殺人事件が起こる話に変えているのです。皆さんがよく知っている昔話がサスペンス小説になってしまう。話の展開にどんどん興味がわいてくる,そんな紹介でした。森島さんの話し方もすごく分かりやすかったです。

【一般の部】 平岡弘資 「くまのこうちょうせんせい」

 昨年度のHPで出場表明をしていましたが,やっぱり出ました。僭越ながらチャンプ本に選んでいただきました。ありがとうございました。私の紹介原稿を添付しておきます。

 来年度はさらに多くの方の参加を期待しています。

 

                     熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資

吉田路子さんによる読み語り                            ミニビブリオバトル

 

 

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