熊野東中学校を訪問しました。本年度新規採用された先生と町外から転入された先生の授業を拝見しました。お二人ともねらいや意図を明確化され,生徒の実態に即した授業をされていました。授業後にお二人と面談しましたが,自分なりの考えをしっかりともっておられ,これから熊野東中学校で目指したい授業の在り方について議論をすることができました。生徒自らが学びに向かうためには何が必要なのか。生徒が学びたくなる問いを自ら立てること,そのための教材へのアプローチ,生徒理解,個別の支援等,話が盛り上がりました。さらなる授業改善に期待します。

　その後大田校長先生と面談。本年度の学校経営の基盤は「信頼関係の構築」ということです。生徒だけでなく,保護者,地域の方々と強い信頼関係を築くことが全ての教育活動の基盤となると話されました。そのためには何かあった時に丁寧かつ迅速な対応を行うことに気をつけながら,「凡事徹底」を日々積み重ねていくことを大切にしたいとのこと。毎朝の職員朝会で「今日一日よろしくお願いします。」と教職員へ伝えられています。そうした校長先生の後ろ姿は教職員の安心とやる気を生み出しています。

　先日は地域の方々が熊野東中学校の法面の草刈りを行ってくださいました。暑い中での作業で大変だったと思います。これも強い信頼関係があってからのことだと感じました。