このページの本文へ移動

【教育長のページ】熊野第二小学校訪問~少人数の絆を生かして~

 熊野第二小学校を訪問しました。午後からの訪問になりましたが,本年度新規採用された先生と町外から転入された先生の授業を拝見しました。二人とも明るく爽やかな印象で,子供たちへの愛情と情熱を感じることができました。新規採用の先生の授業中教室にハチが入ってきました。子供たちが声を上げる中,「大丈夫。気にしないでそっとしとけばそのうち出て行くから。じゃ勉強を続けるよ。こっち向いて。」と動揺することなく優しい声かけで子供たちは授業に集中。落ち着いた態度に感心しました。

 その後本年度着任された上田中校長と面談。本年度こだわりたいキーワードは「絆」だということです。小規模の学校で学年1クラス,15名程度の児童数という熊野第二小学校の特性を生かし,「これまで既にある絆」「これから取組を通して深めていく絆」「学校内だけでなく地域等へも拡げていく絆」,この3つの絆をしっかりと創っていきたいということです。こうした取組を通じて子供たちに「他者を理解する力」を身に付けさせたいと考えられています。

 「絆」を生かすことにより熊野第二小学校が熊野町のコミュニティスクールの取組をリードしてもらえると期待します。

 最後に印象に残った子供たちの様子を聞くと,朝集団登校でやってくる6年生の姿に感動したとのこと。1列で歩く先頭から何度も何度も後ろを振り返り,下級生たちの状況を気にしている姿には心がほっこりしたということです。集団登校の中にも強い絆があるようです。

 

   写真1    写真2      

 

熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資

このページに関するお問い合わせ

熊野町教育委員会教育部 教育総務課

TEL/082-820-5620   FAX/082-855-1110

お問い合わせフォーム