熊野第一小学校を訪問しました。本年度定期人事異動で熊野町外から来られた先生,新規採用の先生の授業を拝見し,その後面談。最後に青木校長から本年度の取組等についてお話を聞きました。

　まずは6名の先生方の授業を参観。皆さん子供たちに学力を付けるためにしっかりと準備をされて授業に臨まれていました。面談では熊野第一小学校の子供たちの印象をお聞きすると,「優しい子が多い。」「話をしっかりと聞いてくれる。」「素朴で素直な子が多い。」など良い印象をもたれたようです。私からは,「子供たちが主体的に学ぶ授業を創造してほしい。」「そのために発問をしっかりと検討し,深い学びへつなげていただきたい。」など思いをお伝えしました。

　その後青木校長と面談。本年度は学校教育目標を「自ら学び　共に伸びる」と変更されました。子供たちが他の人を大切にしながら関わり合い,学び合いを通して自ら伸びていく姿を目指されています。そのためにはまず聴くことにこだわりをもって取組を進めていきたいということです。全ての教職員,全ての児童が聴く力を身に付け,自ら学び共に伸びていく姿を期待します。

　最後に子供たちの様子を聞くと,「先日登校時に泣いていた1年生の子に2年生たちが優しく声をかけて教室まで案内してくれていました。ついこの前まで1年生だったのに。成長しましたね。」と教えてくれました。1学年上がっただけですっかりとお兄さん,お姉さんになったようです。

 

　　　　　　

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　熊野町教育委員会　教育長　平岡　弘資