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【教育長のページ】幼保小中高連携教育で目指すもの

 4月20日(水曜日)熊野第三小学校で熊野町幼保小中高連携教育推進協議会が開催されました。町内の保育所,幼稚園,認定こども園の先生方,小中学校の先生方そして熊野高校の校長先生にもご出席いただきました。

 小学校に入学して2週間の1年生の登校後の朝の活動や様子,その後の授業を参観いただき,子どもが主体的に自己を発揮している姿を見つけ,その姿は乳幼児期のどのような経験や育ちが活かされたからなのかを協議していただきました。最後は県教委の乳幼児教育支援センターの先生方からご指導を受けました。

 朝の活動では,一人遊びや友だちとの遊びを通じて1日の始まりを楽しく安心して過ごすことができていました。授業では「なかよしをひろげよう」ということで,今回は出会った先生に挨拶や自己紹介をしようというものです。その中で先生にプレゼント等を渡したり,先生からシールを貼ってもらったりする活動を行いました。最初は恥ずかしくてなかなかうまくできません。だんだんと慣れてきて自分の作った自慢のプレゼントを渡す嬉しそうな顔には,まだ2週間しか経っていませんが確かな成長が見て取れました。

 これまでの保育所,幼稚園等においてもしっかりと子供たちに任せて自分で考えさせること,頼りになる大人が周りにいるという人的環境を整えていることなど,子供たちが安心して活動できる取組が生かされていると感じました。

 熊野町の子供たちの成長を幼保小中高という縦の連続性で見ていき,それぞれの接続をスムーズにしていくこと。そのために町内の各施設の横の連携を図っていくことがこの協議会の大きな趣旨です。各先生方が子供たちの成長を願って協議している姿を拝見し心が温かくなりました。

 

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熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資

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