熊野第三小学校を訪問しました。新型コロナウイルス感染症の拡大が続いていますが,感染対策に気を付けながら教育活動を進められています。

　まずは,授業中の子供たちの様子を拝見しました。入学して間もない1年生はやる気満々。先生の話をしっかり聞いて楽しそうに活動していました。ここのところは大変大切です。入学段階で先生の話を落ち着いて聞くことができることは,これからの学校生活では極めて重要です。子供たちが通っていた幼稚園,保育所,認定こども園の先生方のご指導に感謝です。

　授業参観後は和田校長先生に本年度の学校経営についてお話を聞きました。常に「子供を基点」として物事を考えていくこと,子供たち一人一人を尊重し心に寄り添いながら,成長を支え後押しをしていくことを教育の基盤としたいということです。そのために子供たちにとって人的環境である教職員一人一人を尊重し,その発想・創意に耳を傾け,想いを問いかけながら創造的学校経営を行っていきたいと言われました。子供が育つ教職員も育つ学校を目指して張り切っておられます。

　最後に新年度になって嬉しかったことを尋ねると,「このコロナ禍において,無事入学式が実施できたこと,そして元気に子供たちが登校してくれていることです。」と答えられました。元気な子供の姿に私たちも元気もいただきます。早くコロナが収束してさらに思い切った教育活動ができることを祈っています。