オミクロン株の影響を受け,新型コロナウイルス感染症が拡がっています。感染力がこれまで以上に強く,小中学校においても児童生徒の感染例が報告され,臨時休業等の措置も行いました。新型コロナウイルス感染症の影響を受け始めて3年目に入りました。今回の波はこれまでで一番大きなものになりました。なかなか収束が見えませんが,子供たちのために前を向いて教育活動を進めていかなければなりません。

　さて,先日広島県立美術館で開催された熊野高等学校芸術類型卒業作品展に行ってきました。芸術類型には,美術コース,書道コース,音楽コースがありますが今回は美術コース,書道コースの卒業作品展を参観しました。それぞれのコースで3年生が自分たちの作品について詳しく説明してくれました。作品にかける思いを聞き,芸術の奥深さ,良さを感じることができました。これまでも町内にある県立高校ということで様々な場面で連携させていただきましたが,生徒たちの取組に改めて感心しました。写真の書道コース3年生4名の作品の文字は,「今はコロナ禍にあるが,新たな気持ちで自分の花を咲かせるために,夢に向かって頑張っていきたい。」という意味があるそうです。コロナ禍で様々な制約を受けて,思い切り学校生活を楽しむことができなかったかもしれません。修学旅行も1度延期された後,結局中止になったということです。その後なんと修学旅行の代わりに安佐動物園へ行ったとのこと。

　そうした中これからも前を向いて,歩んでほしいと思います。「あんなこともあったよねー」と笑って言い合える時が必ず来ます。

　熊野高校卒業生の未来に幸多かれ！