【教育長のページ】新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言を受けて
現在全国各地で急激に新型コロナウイルスの感染が拡大し、8月27日から広島県においても緊急事態宣言が発令されました。
これまでも町内各小中学校において、感染対策に充分配慮しながら取組を進めているところですが、感染力の強いデルタ株の蔓延に対して、さらに緊張感をもって対応していかなければならないと考えています。
既に中学校では23日(月曜日)から中学校3年生は授業を始めており、中学校全学年は30日(月曜日)から、小学校については9月1日(水曜日)から授業を始める予定です。子供たちの学びを止めないためにも、児童生徒が長時間近距離で対面方式となるグループワーク等を行わないなど、活動場面ごとの感染拡大防止対策をとり、教育活動を継続していく予定です。また宣言期間中は中学校部活動については休止、学校行事等は延期とします。
各家庭におかれましても、日常的な感染予防、そして児童生徒のみならず同居の家族に風邪症状が見られる場合は児童生徒を登校させず、早期に医療機関に受診する等ご協力をお願いします。
また町内小中学校教職員のワクチン接種につきましては、希望者には8月中に2回の接種を終えているところです。
なかなか収束に向けた見通しがもてない中、あらゆることを想定しできる限りの対応を行ってまいりたいと思います。
早くこれまでの日常に戻り、子供たちの成長のためにやりたいことが思い切ってできる、そのような状況になることを切に願っています。
熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資