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【教育長のページ】当事者意識を高める防災教育~マイタイムラインの活用を通して~

 先日、熊野第三小学校5年生の授業で、広島県危機管理監みんなで減災推進課マイ・タイムライン推進グループによる出前授業があったので参観してきました。(この出前授業はNHKの取材を受け、ニュースでも放映されました。)

 最初に防災・減災について話を聞いた後、VR(バーチャルリアリティ)を体験するグループとマイタイムラインの作成するグループに分かれて活動を行いました。

 VRを体験するグループでは、VRゴーグルを付けて大雨の音や川の様子、その後家がどうなっていくか画面を通して体験しました。バーチャルではありますが、実際にその場にいる感覚があり、その怖さを感じることができました。

 マイタイムライン作成では、自分の家と周りの状況をハザードマップ等で確認し、具体的な避難方法等を考えていました。

 防災・減災教育を進めていく上で重要なキーは「当事者意識」であると思います。他人事ではなく、自分事として考えていかないと学んだことを実践することはできません。

 子供たちの授業の振り返りでは次のような意見がありました。

「VR等を使ったので、今やらないといけないことがよく分かりました。」「今から準備しておかないといけないことが分かりました。」「この学習を生かして、マイタイムラインを活用していこうと思いました。」

 子供たちの当事者意識を高める大変有意義な学習でした。

   

                                         熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資

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