4月28日（水曜日）熊野第四小学校を訪問しました。まずは今年度新任校長として着任された元永校長先生からお話を聞きました。学校教育目標「主体的に学び、共に生きる子どもの育成」に向けて、児童が主体的、協働的に学ぶことで、人の役に立つ行動ができる自分づくりを目指すということです。共に生きる、共生の力を大切にしていきたいとのことでした。学校や児童の実態を踏まえた元永校長先生の思いは、まさに今日的な課題である共生とつながるものであり、全ての教育活動を貫く組織的な取組によって熊野第四小学校の子供たちの自分づくりが進むことを期待します。

　元永校長先生は、毎朝正門に立たれて子供たちを迎えているとのこと。先日は1年生の女の子から登校中に見つけた小さい花一輪を「校長先生にあげる。似合うと思うよ。」ともらったとのこと。嬉しすぎて昼まで胸ポケットに挿していたということでした。子供たちとの触れ合いをお聞きしながら、こちらの心も温かくなりました。

　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　熊野町教育委員会　教育長　平岡　弘資