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熊野中学校を訪問しました。

 令和3年4月21日(水曜日)熊野中学校を訪問しました。まずは坂口校長先生から学校の取組や様子をお聞きしました。学校教育目標「前向き(Be positive)」の下、今年度は生徒に表現する力を付けることにこだわりたいとのこと。坂口校長先生の考えておられる「表現力」とは、自分の考えを周りに伝えるだけでなく、自分で考えたことを行動にうつす実践力も含めたものということです。実際に生徒会の活動等で生徒自らのアイデアを実践していくこともあります。普段の授業の中や、行事で、生徒会活動等のきっかけとなる場面を手立てとして取組を進めていくということでした。

 今年度は広島県教育委員会から「探究的な学習の在り方に関する研究推進地域事業」の指定を受けており、3年生を中心に防災教育をテーマに単元開発を通しても表現力の向上を図るということです。どのような生徒の姿が見られるか、大変楽しみです。

 その後、全学級の授業を参観。各学級には私の前任の学校、前々任の学校の卒業生がたくさんいて、それぞれ成長した姿が見られ大変嬉しく思いました。そうした中でも3年生から1年生まで見ていくと明らかに3年生の方が落ち着いています。中学校での3年間の成長が見えてきます。坂口校長先生からお聞きすると、授業中だけでなく普段の3年生の姿は下級生の見本になるとのこと。清掃時間に3年生の男子が目立たない場所であるトイレをピカピカになるまで黙って磨いている姿は感動ものだと言われていました。上級生が落ち着いていると学校全体が落ち着いてきます。熊野中学校が落ち着いている理由がよく分かりました。

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                                    熊野町教育委員会 教育長 平岡 弘資   

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