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令和2年度 第3回熊野町防災・減災まちづくり会議

町全体が協働する災害に強いまちづくりの実現を目指して、平成30年度から防災・減災まちづくり会議を開催しています。
今年度は、”避難”をテーマに避難所の設営および運営・要配慮者支援等についての講演、ワークショップ、訓練等全6回開催することとしており、10月18日(日曜日)に、町民会館集会室において、第3回会議を開催しました。

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第3回は、初参加5名を含む21名が参加し、『EVAGを使って避難行動をシミュレーションしよう』と『オリジナル防災訓練を作ってみよう』のワークショップ2本立てで行いました。
なお、会場内は、検温の実施や手指消毒、換気など新型コロナウイルス感染症予防策を実施しています。(注:1)

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第一部で使用した『避難行動訓練EVAG 豪雨災害編』は、時間経過とともに高まる災害リスクを感じながら、どのタイミング、どの避難経路で避難するかを考える図上訓練です。参加者は、“属性カード”を引き、カードに記載された人物になりきって「この人なら、その時どんな行動をとるか」を考えていきました。50代の男性が10歳の女の子、70代の女性が子持ち40歳の自営業者の役になるなど、自分とは異なる役を演じるのに苦戦される場面もありましたが、カードに書かれているイメージを膨らませ役になりきり大いに盛り上がりました。その後、参加者の皆さんは、地域に住む多様な人々を演じて体験した避難行動の課題を話し合い、解決策を考えました。

EVAG2     EVAG3

 

第二部は、『オリジナル防災訓練を作ってみよう』ということで、様々な訓練事例紹介を聴いた後、自分たちが実践できそうなオリジナル防災訓練を考えました。作成シート「こんな訓練どうかな」を使って、実施案や目標を定めていき、完成した作成シートは掲示して共有しました。参加者の皆さんが考えられたオリジナル訓練は、次回の会議までに実践していただく予定です。

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最後の発表では、参加者は2つのワークショップを通して、“災害前からのご近所づきあい”、“事前準備”、“自助の意識”、“要配慮者へ自ら率先して援助を申し出ること”の大切さに気づかれたようでした。

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11月8日(日) の第4回会議は、熊野町民会館で13時半から、実際の避難所設営・運営訓練を予定しています。会場内には授乳室も完備され、小学生用のキッズルームも開設予定ですので、安心して親子連れでご参加ください。

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注:1 新型コロナウイルス感染症予防策:会場入り口に検温システム(37.5度以上は参加見送り)と消毒液の設置、会場の窓やドアを開放、会場内に扇風機を2台設置し常時換気、講師・スタッフ・参加者全員のマスク着用、新しい生活様式に沿ったテーブルの間隔や椅子の配置、テーブル上にアクリル板設置、フェイスシールド配布、休憩中の手洗いやうがい等。

このページに関するお問い合わせ

熊野町住民生活部 防災安全課

TEL/082-820-5631   FAX/082-854-8009

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