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災害後の衛生対策について

  家屋等の消毒方法について

災害により家屋等が浸水した場合は、洗浄や消毒を推奨します。
洗浄や拭き取りにより十分に汚れを除去して、乾かした後に消毒するようにしてください。
※消毒は、汚れがあると効果を発揮しません。

消毒方法

<家庭で使いやすい消毒薬とその使い方>
・塩化ベンザルコニウム(逆性石けん)
 家具や床などの消毒に適しています。雑巾に浸して拭いてください。(ゴム製品、皮革製品への使用はさけてください。)
 
・次亜塩素酸ナトリウム6%(家庭用塩素系漂白剤など)
 飲食器具等の消毒に適しています。薬液に5分程度浸した後水洗いしてください。(金属には使用できません。)
 
 いずれもドラッグストアや薬局、ホームセンターなどで購入できます。 
 使用の際の希釈濃度などは説明書に従い、事故が起こらないよう注意してください。
 また、消毒薬の過剰な使用は控え、必要最小限としましょう。

具体的な衛生対策

<床上の場合>
 室内は、生活を行う場所のため、泥や汚れを十分に取り除いてから、消毒を行いましょう。
 (1) 水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付けてください。
 (2) 汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてください。
 (3) 食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。
 (4) 食器棚や冷蔵庫などは、汚れをきれいに拭き取ってください。

<床下の場合>
 土砂等を取り除いた後、水道水で洗い流し、しっかりと乾かしてください。
 (1) 汚泥や不要なものなどを片付けてください。
 (2) 庭木や外壁についた泥は、水で十分に洗い流してください。
 (3) 床下換気口のごみを取り除き、床下の風通しを良くしてください。
 (4) 床下はスコップや流水を用いて汚泥を取り除いた後、雑巾などで水気をなくし、扇風機などにより強制的に換気し、乾燥させてください

食中毒、感染症の予防について

 受水槽は、安全と衛生を点検・確認してから使用してください。
 水に浸かった食品や、停電により保存温度が保てなかった要冷蔵・冷凍食品はできるだけ廃棄してください。
 からだに異常を感じたら早めに医療機関で受診してください。
 食事の前や用便の後などは、しっかりと手を洗ってください。
 

このページに関するお問い合わせ

熊野町住民生活部 防災安全課

TEL/082-820-5631   FAX/082-854-8009

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