平成23年度に実施した「地域懇談会」の報告

　平成23年6月17日から10月28日の約5カ月間にわたり、町内14自治会を対象として、町長並びに町の幹部職員が各地域に赴き、直接住民の意見、要望を聞く「地域懇談会」を開催しました。

　地域課題等を共有することで、より公平性、透明性の高い町政運営を行うことを目的に、町から、総合計画および生活（福祉）交通運行計画の概要について説明した後、参加者から、それらについての意見等をいただき、続いて町政または地域の課題等について意見等をお聞きし、回答を行いました。

　全ての意見等は掲載できませんが、実施状況、主な意見等およびそれに対する町からの回答について簡単に取りまとめたものを掲載します。

実施状況

総参加人数　365人

主な意見・質問およびそれに対する町の回答

（1）総合計画関係：16件

意見・質問主旨	回答主旨	地　区
人口は25,000人を維持するとあるが、どう考えているのか。	教育力の充実を基本におき、道路などの基盤整備により、子育て世代をはじめとする若い世代に選ばれるまちとし、流入人口の増加を図りたい。	貴船、東山、神田
熊野筆を活用して活性化できないか。	「なでしこジャパン」の国民栄誉賞の受賞により、熊野の知名度があがった。この機運を活用すべく検討している。	中溝

その他本件に関して意見交換をした地区：柿迫、貴船、中溝、東山、神田、川角、出来庭

（2）生活交通関係：34件

意見・質問主旨	回答主旨	地　区
通って欲しいところ、行き先など、ルートに関する意見	ルートの案は、ワークショップによる地域住民の意見を参考としながら決めることとしている。また、来年度予定している試験運行の結果を踏まえて修正は加えていく。	初神、新宮、神田、川角、城之堀
既存路線バスの存続をどう考えているか。	総合計画で人口25,000人維持を目指すなかで、路線バスの存続は必要であり、撤退を招かないよう慎重に対応する。	新宮、城之堀

その他本件に関して意見交換をした地区：石神、初神、貴船、新宮、中溝、神田、川角、出来庭、平谷、城之堀、呉地

（3）建設関係：45件

意見・質問主旨	回答主旨	地　区
役場前、道垣内交差点の改良は。	県により用地買収、測量、補償業務が進められている。県へ早期改良を要望する。取得された用地に仮設歩道設置。（11月）	柿迫、中溝、呉地
道路側溝の早期改修を。	団地内の側溝整備率は約3割である。早く進捗するよう予算の確保に努める。	石神、柿迫、貴船、神田

（4）環境関係：15件

意見・質問主旨	回答主旨	地　区
ハザードマップが配布されたが、どの避難場所へ逃げればよいのか。	全ての地域、人を想定しており、公共施設は全て避難場所にしている。状況に応じて、屋外放送の他、様々な伝達方法により適正な場所へ避難していただく。	柿迫

（5）福祉関係：13件

（6）教育関係：13件

（7）地域振興関係：7件

（8）議会関係：4件

（9）その他：6件

　　　・深原町有地の造成（萩原　他）

　　　・車が離合できるような町並みの改良（城之堀　他）

　　　・中学校の給食（石神　他）

　　　・西公民館の改修（柿迫　他）

熊野町総務部政策企画課

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