財政状況比較 シリーズ:市町村合併 25
シリーズ合併25
平成13年8月号の「シリーズ市町村合併11」において、平成12年度の財政状況をお知らせしました。今回は、平成13年度および平成14年度の数値と比較しながら、熊野町と他市町の財政状況を見ていきたいと思います。
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経常収支比率 |
中でも低い数値を示しており、これは県内においても低い数値となっています。
しかし、熊野町を含む近隣の市町は全て増加の傾向にあり、財政の硬直化が進んでいることが分かります。
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公債比率 |
歳出のうち、借入金返済の一般財源に占める割合を示すもので、15%を超えないように努力する必要があります。
熊野町は図2のとおり10%を下回っており、これは平成12年、13年に引き続き、県内でも2番目に低い数値となっています。
平成12年度から比較すると、呉市と海田町を除いて比率の上昇がみられます。
これらの数値から、平成14年度現在においては、熊野町は近隣の市町と比較すれば、財政的に弾力性があるとみなすことができます。
しかし、熊野町だけではありませんが、グラフから見て取れるように、財政状況は大変厳しい状況へと進みつつあります。
このような財政状況や、近隣市町との行政制度の比較を各公民館、ふれあい館、健康センターに合併関連資料コーナーを設けて資料を備え付けていますので、合併を考える上での一つの資料としてご覧ください。
また、疑問点などがあれば、役場企画課へ気軽にお問合せください。
問合せ先:熊野町 企画課(TEL082-820-5602)(2003年11月26日更新)
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