合併を巡る主な動き シリーズ:市町村合併 12
合併問題は、時限立法である合併特例法の期限(平成17年3月)までの合併に向けて、全国各地で動きが活発化しています。
広島県でも呉市と下蒲刈町の合併協定調印が行われたのをはじめとして、近隣では、海田町が広島市と黒瀬町が東広島市とそれぞれ任意の合併協議会を設置するなど合併に向けた動きが進んでいます。
また、住民の動きとして、府中町では県内で初めて住民投票が実施されたり、各地で合併問題についてのシンポジウムの開催や住民投票条例の制定に向けての署名活動などが行われています。
本町では、合併問題を巡る主な動きとして、下表のとおり取り組んでいます。
○熊野町における合併を巡る主な動き
年 月 | 内 容 |
昭和45年 8月 | 広島市から合併の申し入れ |
平成12年 1月 | 呉市から合併の申し入れ |
平成12年 8月 | 呉市から任意協議会の申し入れ |
平成12年 9月 | 呉地域広域行政研究会を設置 構成団体 呉市、熊野町、坂町、黒瀬町 構成員 首長、助役等、議長、副議長 |
平成12年11月 | 広島県が市町村合併推進要綱を策定 |
平成12年12月 |
熊野町議会 合併問題調査特別委員会を設置 |
平成13年 1月 | 「シリーズ市町村合併」を掲載 |
平成13年 5月 | 熊野町役場 合併研究プロジェクトを設置 |
平成13年 6月 | 広島市・熊野町合併問題等調査研究会を設置 構成団体 広島市、熊野町 構成員 職員 |
平成13年 7月 | 安芸郡陸地部3町合併調査研究会を設置 構成団体 海田町、熊野町、坂町 構成員 町長 |
平成13年11月 | 広島市・安芸郡陸地部3町合併問題等合同勉強会を設置 構成団体 広島市、海田町、熊野町、坂町 構成員 助役等 |
平成14年 3月 | 合併パンフレットを全世帯に配布 合併問題に関する住民アンケートを実施 対象者 2,500人 回収率 48.1% |
平成14年 5月 | 呉市・熊野町・坂町合併問題等調査研究会を設置 構成団体 呉市、熊野町、坂町 構成員 助役等 |
合併問題については、昭和45年に広島市から合併の申し入れがありましたが、それ以降は、特に合併を巡る動きはありませんでした。
平成11年7月、「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」(地方分権一括法)の成立を契機に地方分権を実行するためには、行財政基盤の強化を図る必要があり、それには市町村合併が最も有効な手段として注目され、現在に至っています。
近隣市町との調査研究会では、主に行政サービスの比較を中心に進めています。これらの研究会の成果につきましては、住民の皆さんに広報やホームページを通してお知らせしていきます。
なお、各公民館、中央ふれあい館、各地域健康センターに「現況比較資料」を備え付けていますので、ご自由にご覧ください。
(企画課 TEL082-820-5602)
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