JICA(国際協力機構)の「日系社会シニア・ボランティア」として、平成19年6月19日(火)にコロンビアに派遣される仕切晴治さん(萩原)が、出発挨拶のため平成19年6月11日(月)に町長を表敬訪問し、町長から激励を受けられました。
仕切さんは、これから2年間、コロンビアのカリ市にある日本語学校で、現地日本語教師の養成、レベルアップのために活動されます。
日系社会シニア・ボランティアは、中南米地域の日系社会で、自分の持っている技術や経験を活かしてみたいという人を派遣し、支援する事業です。移住者・日系人の人々とともに、生活・協働しながら、中南米の地域社会の発展のために協力しています。
仕切さんは日頃、広島市内の公民館で在広の外国人の日本語指導や、ボランティア指導者のレベルアップ教育などを行っていますが、日本が失いつつあるものを、日系外国人との交流を通して確かめ合いたいと考え、派遣を志望されました。
「コロンビアは治安が悪く、飛行機以外の移動も禁止されるなど、色々な制約を受けます。その中で、コロンビアの実際の生活に入り、コロンビア社会を肌で感じることができるのか心配です。できる限り現地の人々の中に入り込み、たくさんの経験をしてみたいです。」と今後2年間の抱負を話されました。
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