平成13年度当初予算の概要
平成13年度当初予算の概要
平成13年度の予算が、3月の町議会で議決されました。
また、国民健康保険特別会計等の特別会計や、平成12年度から新たに設けられた介護保険特別会計、公営企業の上水道事業の予算額は下の表のとおりとなっています。
会 計 名 |
予 算 額 |
対前年度比 |
一般会計 |
67億6,360万0千円 |
16.8%減 |
国民健康保険事業特別会計 |
19億6,117万1千円 |
11.5%増 |
老人保健医療特別会計 |
20億3,570万4千円 |
4.9%減 |
公共下水道事業特別会計 |
13億3,740万1千円 |
5.1%増 |
介護保険特別会計 |
9億6,619万5千円 |
13.1%増 |
上水道事業会計 |
5億8,679万8千円 |
10.1%減 |
☆歳入予算について
歳入の主なもので、町税については、恒久減税や景気の低迷などの影響を受け前年度に比べ2.8%減少しました。
また、地方交付税は、前年度実施された国勢調査の人口の増加等により増額の見込みでしたが、臨時財政対策債発行に伴う基準財政需要額の減額により前年度並みとなりました。
財源措置としては、有利な町債の借入、国や県の補助金制度の導入、使用料および手数料の見直し等を検討し、歳入の財源確保を行いました。
☆歳出予算について
総務費における予算として、平成10年度から4カ年の継続事業として実施している庁舎建設事業も平成12年度でほぼ完了し、今年度は、若干の付帯工事のみとなりました。
主な事業として、平成12年度から住民参加型行政の新たな取り組みとして実施してきた町政モニター事業も引き続き計画され、住民の意向やニーズを把握し、政策評価や事業計画に反映させるための事業を計画しています。
また、今年度は、住民サービスの向上を図るための戸籍電算システム導入事業、選挙事務事業として、町長選挙・参議院議員選挙・県知事選挙の予算を計上しています。
民生費には、少子化対策の一環としての子育て支援センター事業、保健・医療・福祉に関する地域の拠点施設である中央地域健康センターの整備を行うための費用を計上しています。また、西部地域住民の介護予防、生活習慣病予防等の健康維持活動支援として、西部地域健康センター管理運営事業や高齢者等の支援事業、、障害者福祉のための費用、第14回全国健康福祉祭広島大会事業(ねんりんピック)、人権フェスティバル事業の費用等、福祉全般の費用が計上されています。
介護保険事業関連では、低所得者の利用負担金の軽減の費用が計上されています。
衛生費は、町内河川の水質汚濁を防止するための水質調査、公共下水道の整備されていない地域における水質悪化防止のため合併処理浄化槽設置整備補助事業、公害対策事業、ごみ処理事業やリサイクル推進事業があります。また、保健衛生に関する母子保健事業も衛生費に含まれています。
商工費の主なものとしては、中心市街地活性化事業として、庁舎移転後の跡地に、多目的施設の建設に関わる費用を計上しています。
土木費においては、生活環境を整えるための費用として主に、生活路線の整備および改良事業や、公園整備事業、土地区画整理事業、地籍調査事業等を計上しています。
教育費には、小学校や中学校の管理運営に関する費用、生涯学習推進のための費用、公民館、体育館の管理運営に関する費用があります。
主な事業については、小学校大規模改造事業、小中高一貫教育推進事業、町立図書館設や全国書画展運営事業があります。
また、前年度途中から、国の事業である情報通信技術(IT)革命の推進により、町民を対象としたIT講習会の開催事業、全国スポーツレクリエーション祭リハーサル大会事業等に関する費用が計上されています。(平成13年度の主な事業の概要)
(総務課)