〔連載特集〕筆の里工房周辺の整備事業 「つながる つなげる」 (その10)
都市公園と公園施設(観光交流拠点)の建設を進めています
(イメージ図)
わずか75年後には、日本の人口が今の半数に減少すると見込まれるなか、“ふるさと熊野”を子や孫に残すために、私たちには今できることがあります。
個性豊かな文化を活かした魅力的なまちづくりも、移住する場所、住み続ける場所として人々をまちに惹き付ける大切な取り組みの一つのはずです。
熊野町は筆産業とそれにより培われた文化芸術が息づくまちです。このソフトパワーを活かし、この地に住む人々がつながり、まちと文化を未来につなげるため、都市公園と観光交流拠点施設の建設を進めています。
今回の内容
観光交流拠点施設の建築工事入札の経緯や結果などについてお知らせします。
建築工事入札の経緯
●指名競争入札への参加辞退
令和6年7月に行った指名競争入札の参加を求める2度の入札者指名通知に対し、いずれも大半の事業者が入札参加を辞退したため、入札執行を中止しました。
[辞退した主な理由]
・工事現場に常駐しなければならない「現場代理人」などの技術者の不足
●指名競争入札の実施
3度目の入札者指名通知による入札(令和6年10月31日執行)では、いずれの事業者も入札書の入札価格が予定価格を上回り、契約締結に至りませんでした。
[契約に至らなかった主な要因]
・資材価格の高騰や人件費の上昇
建築工事入札の結果(仮契約の締結)
令和7年2月3日に執行した入札の結果は、次のとおりです。
[契約の方法]
指名競争入札
[落札事業者]
河井建設工業株式会社
(広島市西区福島町二丁目14番13号)
[落札金額(仮契約金額)]
776,600,000円(消費税などを含む額)
(町議会による契約議案の議決で本契約となります。)
[予定価格]
776,930,000円(消費税などを含む額)
[工期]
令和7年5月~令和8年5月
(北側から望む建築用地の現在の姿)
公園を含む全体整備スケジュール
連載記事をお届けします!
公園施設(観光交流拠点)がオープンするまでの間、これまでの経緯や整備事業の進み具合、予定する事業内容への町民のみなさんからのコメントなど、様々な角度からの連載記事をお届けします。
4月は休載し、次回(その11)は5月1日に掲載する予定です。(内容は未定です。)