このページの本文へ移動

けんこう通信1月 冷えは万病の元~冷えを防いで元気に過ごそう~

冬の寒さもいよいよ本番を迎えました。体の冷えが気になる季節です。「冷えは万病の元」ということわざもありますが、体が冷えると内臓の働きが低下して免疫力がさがり、全身の活動に影響します。この冬は冷えを防いで元気に過ごしましょう。

体温は、いまの体の状態をわかりやすく表してくれるバロメーターです。日頃から体温計を身近に置いて活用すると自分の普段の体温(平熱)がわかり、体調管理に役立ちます。ぜひ、起床時や就寝前などの測定習慣をつけるようにしてみましょう。

体が冷える原因は? 

筋肉量が少ない(筋力の低下)

体内の熱の約6割は筋肉でつくられているといわれています。運動不足やダイエットなどによって筋肉量が減ってしまうと生み出される熱量が少なくなるので慢性的な冷えに結びついてしまいます。さらに、血液は筋肉の収縮によって全身に送られるため、筋肉量が少ないと血流が低下して手足が冷えやすくなります。

自律神経の乱れ

自律神経は内臓器官の調整をして身体の調子を整える働きをしています。自律神経のバランスが乱れると、体温調節機能が正常に働かず、血流が滞り全身に熱が送られなくなって冷えやすくなります。

食事の量が少ない

熱源となる炭水化物やたんぱく質が足りないと熱を作りにくくなります。また食事量が少ないと、熱を生み出す筋肉量が低下し、冷えやすい状態になります。

生活習慣から体の冷えを防ぐためのポイント

体を動かすことを意識する

筋肉を動かすことで血液の流れが良くなり体が温まります。仕事や家事の合間に簡単なストレッチをする、積極的に階段を利用する、近所へは徒歩で移動するなどして、寒い季節でも体を動かすように心掛けましょう。

ストレスをためない

疲労や睡眠不足、食生活の乱れ、不規則な生活などでストレスをため込むと、自律神経のバランスが崩れてしまいます。十分な睡眠と休息の時間を確保し、ストレスをため込まないようにしましょう。

朝食を摂る

体温は起床時が最も低く、朝食を摂ることによって上昇し、昼過ぎから夕方まで緩やかに上昇した後、夜間に向かって下がっていきます。そのため、朝食を抜いてしまうと体温が上がらないまま1日をスタートすることになり、冷えを感じやすくなってしまいます。朝食を摂り気持ちよく朝をスタートしましょう。

半身浴をする

38~40℃くらいのぬるめのお湯に入浴することで体を温めることができます。また、リラックスすることで自律神経のバランスが整って疲れが取れやすくなり、質のよい睡眠にもつながります。じんわり汗をかくくらいまでお湯に浸かるようにし、入浴後は湯冷めしないように速やかに衣類を着ましょう。

このページに関するお問い合わせ

熊野町健康福祉部 健康推進課

TEL/082-820-5637   FAX/082-854-8009

お問い合わせフォーム