【たべもの新名物アイデアコンテスト】表彰式・試食会を開催しました
表彰式・試食会を開催しました
熊野町では令和7年度末の体験交流施設のオープンを見据え、
皆さんと一緒に「まちの魅力」を「継続的に」創出していくきっかけづくりとして、
新たな熊野町のたべもの名物づくりに、チャレンジしています。
今回は表彰式と試食会の様子をお送りいたします。
応募総数907作品から、お土産や熊野町で食べられる名物として、
”新名物”に育てられるのではないか⁉と選ばれた10作品。
12月2日に熊野東ふれあい館で表彰式と試食・アイデア出し会議が行われました。
町長をはじめ審査員、町議会、金融機関、料理専門家、町内事業所の皆様にお集まりいただき
入賞者を讃えました。
この度の応募は、特に小中高校生の皆さまからのものが多く
これからの熊野町の活性化が期待できるコンテストになりました。
(入賞者・審査員の皆さま)
試食会では安田女子大学 管理栄養学科 渡邊先生と2年生の皆さんが
全ての入賞作品を具現化した素敵な試作品を作ってくださいました。
(梶原 穂夏さんの作品「ふでまん」とその試作品)
作品を生み出した入賞者、試行錯誤で試作した大学生、商品開発のプロである審査員、
地域に根差した料理専門家、熊野町内の飲食事業所など様々な立場の方がテーブルに集まり
作品の出来栄えや試食の感想を交わしました。
(郷土料理「八寸」を斬新にアレンジしたものも。岸本 桃奈さんの作品「八寸バーガー」)
各テーブルに分かれて試食と商品化に向けた意見出しを行います。
始めは初対面同士で少し緊張気味でしたが、
大学生の試作品づくりのエピソードに耳を傾けながら
試作品を口にして「うまい!!」「おいしい!!」という声があちこちから聞こえました。
また「もっとこうした方が…」「〇〇を使った方が、弾力が出るのでは?」
といった具体的な改善策も多く出ました。
試作品づくりは、安田女子大学の皆様が、学業の合間を縫い、
たった2ヵ月弱という短い期間で、10作品もの「絵コンテ」から「レシピ」を考え、
応募用紙に描かれたイメージを具現化するという難題でした。
前日22時近くまで準備頂いたそうで、子供たちのアイデアを形にしようと
必死に努力してくださった渡邉教授、学生の皆様には本当に感謝しております。
受賞者家族からも、「よくここまで形にしてくださった」と感謝の声が多数上がっていました。
各テーブルでアイデアが次々に生まれてきます。
「これはもっとこうした方が良いのではないか?」
「パッケージはこんなものが良いのではないか?」
終始、和やか雰囲気で会が進みました。
安田女子大学の皆さんに作って頂いたレシピを下記からダウンロードできます。
是非、ご覧になって事業所、ご自宅でチャレンジしてみてください。
今回の試食会で頂いたご意見を参考に、町内の事業所が新たな名物づくりにチャレンジしていきます。
皆さんの力で作る熊野町の新名物。
事業所の試作品のお披露目は3月の「筆の日」を予定しています。