【たべもの新名物アイデアコンテスト】安田女子大学生に試作品を作って頂きました 1
今回のアイデアコンテストでは、安田女子大学 家政学部 管理栄養学科及び渡邉 喜弘先生の全面協力の下、
学生のみなさんに入賞作品10作品の試作して頂く予定ですが、
入賞作品が決まる前に、みなさんからご応募いただいたアイデア作品を見てもらううちに、
気に入った作品を「とりあえず作ってみよう」と、試作して頂くこととなりました。
当日は、NHK広島放送局からも取材に来られ、緊張しつつも和やかな雰囲気の中、試作が行われました。
作って頂いたアイデア作品は次の2つ。
(1)酒かすチーズケーキ
(2)かやぶきみんかくっきー
一つ目の作品は、
(1)酒かすチーズケーキ
熊野町で育てられた「黒大豆」と
町の唯一の造り酒屋 馬上酒造の「酒かす」という
熊野町の2つの特産品を使ったチーズケーキです。
「片桐 仁子」さんのアイデア作品です。
今回は、パウンド型で作るベイクドチーズケーキとして試作しました。
試作にあたり、馬上酒造(馬上さん)から「酒かす」を提供して頂きました。
馬上酒造では、現代では無くなりつつある伝統的な道具を用いて、手仕事にこだわり、酒造りをされています。
搾る工程も他社のように圧搾機を使わず、木槽でやさしく搾ることで雑味が極めて少ないお酒が生み出されています。
また、その副産物として生まれる「酒かす」も、機械搾りにはない、柔らかさとなめらかさを兼ね備えています。
酒とともに熟成された成分がたっぷり残っており、栄養価が豊富な上、芳醇な香りが特徴です。
熊野町民が主役の観光まちづくり活動「熊野みらいLABO」の「つなぐPJT」が馬上酒造の若き杜氏 村上和哉さんを取材した記事で
馬上酒造の酒造りの魅力が紹介されています。
「馬上酒造」 杜氏 村上和哉さん|広島県熊野町「熊野みらいLABO」公式
馬上酒造から頂いた「酒かす」をテイスティング。
その香りと滑らかさにビックリ。
通常の酒かすとは異なる素材に、入れる分量をみんなで検討。
黒豆のゴロゴロ感を出すために型の底に敷き詰め、焼きあがりました。
ケーキの切り口からお酒の香りが広がります。
チーズの香りとお酒の香りが交り合い、食欲を誘います。
「コレ、絶対ウマいやつ!!」
学生たちから声が上がります。
撮影用の写真を撮った後、みんなで試食。
「酒かすはもっと入れてもいいかもね」
「好みもあるし、私はこの量でいいと思う」
「食感を良くするために、黒豆の固さはもう少し固くてもいいかね」
食べながらも、次に向けた女子トークが続きます。
(2)かやぶきみんかくっきー の試作については、次の記事で紹介します。
協力
安田女子大学 渡邉 喜弘 教授
安田女子大学 家政学部 管理栄養学科のみなさん