ふでりん いきいき通信 Vol.25 メンタルヘルス の巻
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、日常生活をはじめ、さまざまな影響を受けた皆様に、
自分でも取り組める健康づくりや介護予防に関する情報などを高齢者支援課と健康推進課からお届けします。
いきいきとした生活を送るために、ご活用ください。
第25回 メンタルヘルス の巻
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策が緩和され、マスクの着用も個人の判断に委ねられるようになりました。
しかし、知らず知らずのうちに新型コロナ対策の影響を受けた方は少なくないと思われます。
新たに介護保険の申請をされる方や、初めての申請で要介護の認定となる方が増加傾向にあることも、その影響と思われます。
これから訪れる春は、ライフスタイルに大きな変化が起こる季節で、心の不調を起こしやすい時期でもあります。
こころの不調が続くと、身体の症状となって現れてくる可能性もあります。
忙しい毎日でも、こころのバランスを整えることを意識してみましょう!
チェックしてみましょう!
こころの状態チェック
・気分が落ち込んで何をするのも憂鬱
・身体がだるくてやる気が起きない
・不安や心配が頭から離れない
・人と会ったり電話するのがおっくう
・寝付きが悪い、よく眠れない
・集中力がない
・食欲がない、食べ過ぎてしまう
注:これらの症状が2週間以上続く時は要注意!
ライフスタイルに大きな変化が起こる春は、こころの不調に悩む人が増えやすい時期です。 加えて激しい寒暖差や花粉症もこころの不調の要因になります。 |
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こころのバランスを整えよう!
・早寝早起きをしよう
・朝日を浴びよう
朝起きて太陽の光を20~30分浴びると、夜の寝付きがよくなります。
・楽しく食事をしよう
疲れた時は、自分の好きなものを食べる等して、楽しい食事環境を作りましょう。
・幸せなことを思い浮かべよう
最悪の状況ばかり考えてしまう時は、反対に幸せなことを考えてみましょう。
・気分転換しよう
大きな声で歌ったり、家の周りを一周するなどして、リフレッシュしましょう。
・情報は適度に受け流そう
テレビやスマホの情報にふり回されずに、利用しない時間を意識してつくりましょう。
・自分と向き合おう
自分の考え方のクセに気づくために、自分を客観的に見つめてみましょう。
考え方を少し変えるだけでストレスが軽減することもあります。
ストレス軽減のコツ
- 他人の言葉や態度を深読みし過ぎない
- 失敗にとらわれすぎない
- 極端に白黒つけない
心と身体の症状が続くときは、早めに専門家(心療内科・メンタルクリニック)に相談しましょう
熊野町では、定期的に健康相談を実施していますので、活用してください。
心の健康食生活を実践しましょう
十分な栄養がとれていないと、脳へのエネルギーが不足してストレスを感じやすくなったり、
ストレスに弱い体質になったりするなど、食生活はこころの健康にも深くかかわっています。
食事の時間は規則正しく、1日3食バランスのよい食事を心がけましょう。
たんぱく質 自律神経を整え、 免疫機能を強化します |
肉 サバ たまご 大豆製品 など |
ビタミンB群 神経機能の維持・改善 疲労回復に役立ちます |
豚肉 たまねぎ うなぎ レバ刺し など |
ビタミンC ストレスに抵抗する ホルモンの分泌を促します |
緑黄色野菜・柑橘類 キウイ など |
カルシウム マグネシウム 精神を安定させる 効果があります |
牛乳・乳製品 小魚 海藻類 アーモンド など |
♡楽しみながら食事を!
新型コロナウイルスの影響で、大勢で会食するのは難しい状況ですが、家族や仲間との楽しい食事は、こころがリフレッシュされ、
ストレス解消法のひとつと言えます。
食事の時間を大切にすることは、心の健康の維持・増進にはとても大切なことです♪
体にやさしいレシピ
ねぎツナ卵焼き
R5年1月けんこう華齢教室にて、管理栄養士桐木みねこ先生の調理実演レシピ
気楽においしく♪
簡単でまかない卵焼き。長ねぎの青い部分で彩り、栄養もアップします!ヘラで切り分ければ、裏返すのも簡単!
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【材料】1人分 ・ツナ缶詰(水煮)小1缶(70g) ・長ねぎ(青い部分) 2本 ・卵 2個 ・こしょう 少々 ・オリーブ油 適量 |
【作り方】 1 卵を割りほぐし、汁をきったツナとこしょうを加えて混ぜる。 2 フライパンにオリーブ油を熱して、小口切にしたねぎを炒め、香り がたってきたら、1を流し入れて大きく混ぜ、平らにする。 3 固まってきたら6等分くらいに切り分け、それぞれ裏返して両面を 焼く。 |
エネルギー:212Kcal
たんぱく質 :22.3g
塩分 :0.7g
(1人分あたり)
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