ふでりん いきいき通信 Vol.16
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、日常生活をはじめ、さまざまな活動の自粛が続いている皆様に、
自宅で取り組める健康づくりや介護予防に関する情報などを高齢者支援課と健康推進課からお届けします。
コロナ対策が続く中、自宅で過ごすことが多くなるなど、活動が低下し、健康への影響を受けないために、ご活用ください。
第16回 こまめに動こう の巻
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策による在宅ワークや外出控えにより、自宅で座りっぱなしの方が増えています。
国立長寿医療研究センターの調査によると、コロナ感染症拡大前後で、高齢者の1週間あたりの身体活動時間は3割減少していました。
外出自粛による影響
若い世代
- 1日の歩数減少
- 体重増加
- 生活リズムの乱れ
- 集中力の低下
- テレワークによる『肩こり、腰痛、眼疲労』
- 座位時間が長くなることによる血流の悪化 など
このような状況が続くと、以下のようなリスクが高まります。
- 生活習慣病の発症、悪化
- ストレスの蓄積
- 体力の低下
高齢世代
- 筋力の低下
- 持病の悪化
- 歩く速度の低下
- 認知機能の低下 など
このような状況が続くと、以下の様なリスクが高まります。
- 転倒、骨折、寝たきり
- 認知症の発症
健康な高齢者が2週間自宅であまり動かないでいると、足の筋肉量が3.7%減少するという報告もあります。
これは、約3.7年分の老化に相当します。
健康への影響を減らすため、こまめに動きましょう!
ラジオ体操にチャレンジ
1日に必要な最低運動量の男性は5分の1、女性は3分の1に相当します。
足腰の弱い方は、座って行う事がおすすめです。
散歩する
家の周辺を歩くだけでも、日に当たれば骨が強化され、足腰の衰えも予防します。
日焼けが気になる方は、日陰を歩いてOKです。
ノルディックウォーキング
2本のポールを使うことで、姿勢良く、肩甲骨がしっかりと動きます。
ポールをお持ちでない方には、役場で貸出しますので、お気軽にお問い合わせください。
なるべく階段を使う
外出先では、可能な範囲でエレベーターよりも階段を使いましょう。
膝や腰の痛い方は、無理をせずエレベーター使いましょう。
家事をする
家の中でも家事をすることで座る時間を減らすことができ、筋肉の衰えを防ぎます。
3密を避けて会話
座って話しをするだけでも体力を使います。3密を避けて人と交流しましょう。
屋外の公園などで会話をすることもおすすめです。
1日の活力は朝食から~体内時計のズレを整えよう~
朝食を食べるメリット
- 体温上昇、代謝アップ
- 水分補給
- 腸の動きが活発に
- 体のリズムを整える
- 栄養補給
- 睡眠の質が改善
- うつ・不安症状軽減
時間や食欲がいときは、ヨーグルトやバナナだけもで食べてみましょう。
体にやさしいレシピ・お手軽朝ごはん
納豆パン
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【材料】 ・食パン 1枚 ・納豆 1パック ・マヨネーズ 適量 |
【作り方】 1 納豆をよく混ぜ、食パンの上に広げる。 2 マヨネーズをかけてトースターで焼いて完成。 納豆は、ひきわり納豆や刻み納豆が食べやすいのでおすすめです。 |
卵ぞうすい
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【材料】 ・ごはん 1杯 ・卵スープの素 1個 ・お湯 160㎖ |
【作り方】 1 器にご飯を入れ、卵スープの素をのせる。 2 1にゆっくりお湯を注いで混ぜたらできあがり。 |