けんこう通信「地域で子育て応援します」(令和3年11月号)
日本は核家族化が進み、さらにコロナ禍による外出の自粛から人と会う機会が減っており、子育てがより孤立化しやすくなっています。そのため育児への不安感や負担感を抱え、ひとりで苦しんでいる方が増えています。今回は子育ての不安や悩みをひとりで抱え込まず、子育てが楽しめるようなヒントをいくつか紹介しますので、自分に合っていると思う方法を試してみてください。
まわりの人に上手に頼る
子育ては親だけでできるものではありません。地域の人や祖父母などへの協力を、積極的に求めてみましょう。身近に頼れる人がいない場合はくまの版ネウボラ(熊野町健康推進課、子育て支援課、くまの・こども夢プラザ)等にご相談ください。
家事を頑張り過ぎない
家の中が多少散らかっていたりしても、割り切ることも必要です。特に産後しばらくや子どもが小さいうちは、子どもの昼寝中に家事を済ませようなどと思わず、一緒に体を休めることも大切です。
ときには子どもと離れる時間をつくる
子どもと四六時中一緒にいるのは、大変なものです。ときには、まわりの人や一時保育などを利用して、リフレッシュする時間を作りましょう。
子育て仲間をつくる
子どもと二人っきりでいると、息が詰まることも。子育ての悩みなどを共有できる仲間がいると心強くなります。
子育て支援センターなどを利用する
子育て支援センター内の遊び場でお子さんと遊ぶことができるだけでなく、子育てに関する相談や、子育て支援についての情報が入手できます。
町では、月3回の育児相談を実施しています。お子さんの身体計測や保健師・助産師等による育児相談を行っており、子育ての不安や悩みを専門職の視点からお話させていただきます。子育てのしんどさをひとりで抱え込まず、気軽にご相談ください。