熊野町では、大規模自然災害等から町民の生命、身体及び財産の保護並びに町民生活及び町民経済に及ぼす影響の最小化に必要な施策を総合的かつ計画的に実施し、国及び県の施策との連携を図るとともに、町民、事業者等との連携により、強靭な地域づくりを推進するための指針として、第6次熊野町総合計画と一体的に「熊野町国土強靭化地域計画」を策定しました。

　この計画は、総合計画の基本構想における将来像「ひと　まち　育む　筆の都　熊野」を強靭化するうえでの将来像とし、町民や関係機関との協働により進めるとともに、庁内関係各課における推進体制の整備を図り、ハード対策とソフト対策を適切に組み合わせて取組を推進します。

　また、総合計画の成果指標による進捗管理を通じて、国の「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」の内容も踏まえながら実施計画（別途作成）等の見直しを毎年行うなど、事業の見直しを効果的に推進します。

計画の位置づけ

　この計画は、「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法」（以下「国土強靭化基本法」という。）第13条に規定される本町の区域における国土強靭化に関する施策の推進のための基本的な計画で、総合計画との整合・調和を図りつつ、国土強靭化に関する本町の各分野における個別計画等の指針として定めます。

計画期間の設定

　この計画の期間は、第6次熊野町総合計画における前期基本計画（計画期間：令和3～7年度）との整合に配慮し、令和3年度から令和7年度とします。また、総合計画の後期基本計画の策定時には、国及び県の国土強靭化計画の見直しを踏まえ、本計画についても見直しを行うものとします。

強靭化の基本目標

　この計画は、国土強靭化基本法に基づき、国の基本計画と調和を保つ必要があることから、国の基本計画と同一の目標を設定します。

　◎人命の保護が最大限図られる

　◎町及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持される

　◎町民の財産及び公共施設に係る被害の最小化に資する

　◎迅速な復旧復興に資する

 

　「熊野町国土強靭化地域計画」の詳細については、以下のファイルをご覧ください。