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坂面大池/書の石碑

坂面大池/書の石碑(さかづらおおいけ/しょのせきひ)

 

「坂面大池」
 筆の里工房横のこの池は、天和3年(1683)2月、潅漑用として農民たちが、鍬・鎌・大工道具を用いて作られたと
いう記録が残っています。大正14年に拡張工事を行い、広さ約1ヘクタールの池になり、平成に入って再度整備されて
現在にいたっています。
 そもそも熊野町は気候が瀬戸内海式気候で、年降水量が少なく、また大きな河川も無く、水に乏しい盆地です。
そのため、稲作中心の農家では水の確保がとりわけ大切で、この熊野に溜池が多いのもそのためです。溜池は熊野の
農業の生命線であるといえます。この坂面大池は、かつては熊野の水泳場としても親しまれていました。

「書の石碑」
 池の周りにたっている石碑は、毎年9月23日に行われる「筆まつり」の日に、有名な書家の先生が大書を
書かれたものを石碑として刻んで残しているものです。毎年1基づつ増えていきますが、坂面大池を一周するのに
何年かかるのか、計算してみるのも面白いかもしれません。

 坂面大池書の石碑  書の石碑

坂面大池/書の石碑の地図

坂面大池/書の石碑

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