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平成18年度歳入歳出決算状況


(1)一般会計
  
一般会計の決算額は、歳入総額は、64億4,879万円、歳出総額62億5,851万円となり、歳入歳出差引額は、1億9,028万円となりました。

歳入総額 64億4,879万円
歳出総額 62億5,851万円
歳入歳出差引額  1億9,028万円
翌年度に繰り越すべき財源    2,433万円
実質収支  1億6,595万円


  税収入は若干の伸びが見られますが、三位一体の改革等により税源移譲はあるものの普通交付税の減により大幅な財源不足にみまわれています。累積する町債残高も、67億7,129万円(一般会計)に達し、数々の行政需要が山積みとなっているなど、熊野町の財政環境は、厳しい状況にあります。今後とも、財政運営に当たっては、行財政改革を推進し、行財政の簡素効率化に努め、多様化する行政需要に適切に対応することが必要です。
歳入決算状況
(単位:千円,%)
費  目 平成17年度 平成18年度 比較
決算(A) 構成比 決算(B) 構成比 B-A
町  税 2,101,312 30.8 2,156,314 33.4 55,002
地方譲与税 171,156 2.5 285,052 4.4 113,896
利子割交付金 15,792 0.2 11,002 0.2 △ 4,790
配当割交付金 6,557 0.1 10,880 0.2 4,323
株式等譲渡所
得割交付金
9,811 0.1 8,666 0.1 △ 1,145
地方消費税
交付金
181,698 2.7 192,054 3.0 10,356
自動車取得税
交付金
47,691 0.7 47,379 0.7 △ 312
地方特例交付金 80,966 1.2 60,597 0.9 △ 20,369
地方交付税 1,470,843 21.5 1,328,646 20.6 △ 142,197
交通安全対策
特別交付金
3,011 0.0 2,831 0.0 △ 180
分担金および
負担金
111,372 1.6 113,150 1.8 1,778
使用料および
手数料
50,798 0.7 46,152 0.7 △ 4,646
国庫支出金 595,039 8.7 341,878 5.3 △ 253,161
県支出金 380,098 5.6 369,477 5.7 △ 10,621
財産収入 88,938 1.3 17,345 0.3 △ 71,593
寄 付 金 0 0.0 500 0.0 500
繰 入 金 366,044 5.3 160,429 2.5 △ 205,615
繰 越 金 204,279 3.0 338,503 5.3 134,224
諸 収 入 205,740 3.0 218,131 3.4 12,391
町  債 751,200 11.0 739,800 11.5 △ 11,400
合    計 6,842,345 100.0 6,448,786 100.0 △ 393,559
歳入決算額円グラフ
ア 歳入
 平成18年度の歳入決算額は、上記の表のとおり64億4,879万円で前年度の決算額に比べ3億9,356万円、5.8%の減となっています。
 町税収入は、21億5,631万円で前年度に比べ5,500万円、2.6%の増となりました。
 地方交付税は、13億2,865万円で、前年度に比べ1億4,220万円、9.7%の減と落ち込み財政圧迫の原因となっています。
 国庫支出金は、3億4,188万円で、前年度に比べ2億5,316万円、42.5%の減となりました。これは、平成17年度に深原地区公園の本整備が終了したことによる整備補助金の減が大きな要因です。
 町債は、7億3,980万円で、前年度に比べ1,140万円、1.5%の減となりました。
 また、歳入の財源別構成比でみると、自主財源の占める割合は、47.3%となり、前年度を1.6ポイント上昇しました。

歳入決算額推移
1表 歳入決算額の推移
歳出決算状況
(単位:千円,%)
費 目 平成17年度 平成18年度 比率
決算(A) 構成比 決算(B) 構成比 B-A 増減率
議会費 111,711 1.7 109,916 1.8 △ 1,795 △ 1.6
総務費 848,835 13.1 802,190 12.8 △ 46,645 △ 5.5
民生費 1,689,337 26.0 2,237,289 35.7 547,952 32.4
衛生費 744,970 11.5 585,392 9.4 △ 159,578 △ 21.4
農林水産業費 108,589 1.7 111,214 1.8 2,625 2.4
商工費 109,652 1.7 110,107 1.8 455 0.4
土木費 1,080,703 16.6 708,375 11.3 △ 372,328 △ 34.5
消防費 336,734 5.1 330,506 5.3 △ 6,228 △ 1.8
教育費 709,398 10.9 647,658 10.3 △ 61,740 △ 8.7
災害復旧費 11,200 0.2 0 0.0 △ 11,200 皆減
公債費 587,521 9.0 501,813 8.0 △ 85,708 △ 14.6
諸支出金 165,191 2.5 114,047 1.8 △ 51,144 △ 31.0
合計 6,503,841 100.0 6,258,507 100.0 △ 245,334 △ 3.8
歳出決算額円グラフ
イ 歳出
 平成18年度の歳出総額は、上記の表のとおり62億5,851万円で前年度の決算額に比べて2億4,533万円、3.8%の減となりました。
 減になった主なものは、土木費7億838万円で、前年度に比較して、3億7,233万円、34.5%の減。これは深原地区公園の本整備が平成17年度に終了したことが主な要因です。衛生費が5億8,539万円で、前年度と比べて1億5,958万円、21.4%の減となりました。この要因は、平成17年度に建設されたストックヤードの影響が主な要因です。
歳出決算額推移
歳出決算額推移

(2)特別会計および企業会計
 
平成18年度の特別会計および企業会計の決算状況については、下記の表のとおりです。
(特別会計とは、特定の事業を行うため、一般会計とは別に、その収入、支出を経理する会計です。)
特別会計の状況
(単位:万円)
会計名 収入総額 支出総額 差し引き額
国民健康保険事業 28億7,495 28億3,023 4,472
老人保健医療 20億2,160 19億9,010 3,150
公共下水道事業 11億3,343 11億 344 2,999
介護保険 14億8,450 14億4,491 3,959
水道事業(収益的支出) 5億2,973 4億7,687 5,286
      (資本的支出) 3億1,172 3億3,882 △2,710

(3)主要事業

平成18年度に実施した主な事業の内容は以下のとおりです。
主な事業の一覧
費目 事業内容
民生費 子育て支援拠点施設整備
児童手当の支給
保育所の運営・子育ての支援
障害者の自立への支援
土木費 深原地区公園整備
町道深原公園線整備
県道整備への負担金
地籍調査の実施
教育費 携帯メール連絡網システムの構築
外国人英語指導助手の派遣
幼稚園就園奨励費補助金の交付
男女共同参画社会行動計画の策定
衛生費 ごみの収集運搬・処理
生活習慣病予防対策事業
住民健診事業
浄化槽設置補助金の交付
財政状況等一覧表について
 財政状況等一覧表は、厳しさを増す財政状況の中で、積極的な情報の公表をするよう、普通会計に加え

特別会計・企業会計の財政状況や第三セクター等の経営状況および普通会計からの財政援助の状況も

含めた総合的な財政情報について、平成17年度決算から各地方公共団体で統一した様式を用いて公表するものです。

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熊野町総務部 財務課

TEL/082-820-5632   FAX/082-854-8009

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