熊野町では,第四次総合基本計画の中で戦略プロジェクト「環境と調和した安心できる地域社会の構築」を掲げ,環境保全に向けた具体的な指針として,
平成14年2月に「熊野町新エネルギービジョン」,平成15年3月に「熊野町地球温暖化対策実行計画」を策定し,環境に対する住民意識の高揚と,住民と行政が一体となった「エコタウン化」を推進していくこととしています。
熊野町立図書館ではこれらの計画書にもとづき,地球温暖化に対する取り組みとして,地球温暖化の主な要因とされる二酸化炭素の排出量の削減対策設備を導入しています。
エネルギー消費効率の高いヒートポンプエアコンを導入し,冷暖房効率を向上させ,消費電力の削減を図ります。
ガラスは複層ガラスを導入し,外気温から受ける空調負荷を抑えます。
全熱交換機を導入し,室内と外気の入れ替え時に熱を交換することで室内の冷暖房負荷を抑えます。
昼光が確保できる窓側には,照度センサーと照度コントロール可能な効率の良い照明機器を導入し,外光にあわせた照度調整を行うことで消費電力を抑えます。
太陽光と風力を組み合わせたハイブリッド型の発電設備です。
二酸化炭素を排出しないクリーンな自然エネルギーで図書館入口の外灯を点灯しています。
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