令和元年度 鳥獣被害対策 ~萩原モデルほ場での取り組み~
○モデルほ場で収穫した黒大豆えだまめを学校給食用に提供しました
イノシシによって荒らされていた萩原地区の耕作放棄地は、昨年度、地元の女性ボランティアグループ「ふぁーむ我花咲」によって農地に再生されました。
有害鳥獣から農作物を守る被害対策防止の取り組みモデル例として、「鳥獣被害対策モデルほ場」を地域に波及させ、その取り組みを発展的に継続していくため、今年度も有害鳥獣の侵入防止や耕作放棄地の解消に取り組んでいます。
特に今年度の新たな取り組みの一つとして、「ふぁーむ我花咲」の皆さんによって収穫された黒大豆を町内の小学校・中学校の学校給食用として無償で提供して頂きました。
注: 熊野町は、丹波地方と気候風土がよく似ていることから栽培が普及していったと考えられており、本町の特産品の一つにもなっています。
「ふぁーむ我花咲」の皆さんが無農薬で栽培された黒大豆えだまめを学校給食用として提供することから、通常以上に厳しく選別することになったため、収穫の約半分程度の提供となりましたが、その一房は写真のとおり、プクプクと育ち大きく立派なものとなっています。
黒大豆えだまめの学校給食は、えだまめとして収穫時期である10月に合計3回、約1万房を提供して頂き、実現されました。
このような「ふぁーむ我花咲」の皆さんによる活動だけではなく、児童・生徒に食に関する関心を持ってもらうことを目的として、該当する週の「給食アラカルト」や特集号としてクイズ形式にした「このたべものなーんだ??」を各教室へ掲示し、学習してもらいました。
黒大豆のえだまめ1 |
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黒大豆のえだまめ2 |
黒大豆のえだまめ3 |
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黒大豆のえだまめ入り給食(10月15日) |
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黒大豆のえだまめ入り給食(10月30日) |
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「このたべものなーんだ??」 |
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「給食アラカルト」 献立を紹介するとともに給食に使っている食材や地域での取り組みのことなど児童にわかりやすく説明しており、教室へ掲示しています。 |