先日町内小中学校の入学式が挙行されました。午前中は熊野中学校、午後からは熊野第三小学校の入学式に出席し、教育委員会告辞をさせていただきました。

   今年は天候不順によるものなのか桜の開花が遅れたこともあり入学式当日は満開の桜。中学校入学式が終わる頃には雨も上がり桜の下での記念写真も撮ることができました。

   熊野中学校では三原校長が新入生に対して、次の3つのことを頑張ろうと話されました。1点目は教育目標でもある「前向き　be positive」に物事に取り組もうということです。前向きな姿勢からは何かが生まれてきます。2点目は「支え合う」ということ。一人ではなく仲間と関わり合い、支え合うことで得るものがさらに大きくなります。3点目は「自分の考えをしっかりともつ」こと。自分に向き合い、人に流されるのではなく主体的に学習や活動をすることで人として大きく成長できます。これらの言葉を新入生は真剣な顔で聞いていました。これからのさらなる成長が楽しみです。

   熊野第三小学校では和田校長から新入生に対して、強くかしこくやさしい子になってほしい、そのためにやりたいことをたくさん見つけてほしいと話をされました。保護者にも子供たちの「やりたい」という気持ちを大切にした教育に取り組んでいくことを話されました。今年度の熊野第三小では子供たちの「やりたい」という気持ちであふれた教育活動が進められることでしょう。話を聞いている新入生の喜びと不安の入り交じった顔が印象的でした。

   他の4校についても子供たちのやる気に満ちた顔が見られたということです。今年度も熊野町の小中学校の教育活動がさらに充実することを期待します。

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